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Centrino 2、CMのトリに隠れた3つの秘密
2008年10月31日 12時13分更新
秘密#1 歌ってみたのは「Centrino」が読めなかったから
―― CMで初めてトリが飛んだのはいつでしたっけ。
トリが飛びたったのは今年の6月ですね。Centrinoプラットフォームそのものの発表は2003年なのでもう5年前ですが、当時のキャンペーンはビジネスユーザーの視点から作りました。
「生産性を上げるツール」としてのプロモーションとして、トリではなく技術系の攻め方をしていたんです。
―― 海外CFのような作りですね。初めから今回の方向でいこうと思われたんですか?
始めはロゴの基調カラーとなっている「ピンク」で攻めようとしていたんですが、話しあっている中で「トリ」が急に出てきましたね。もちろん日本独自の発想なので、海外製のCFというわけではありません。
……あ。その、ええと、すいません、ひょっとしたらお気づきにならなかったかも知れないですが、念のために言いますね。元のコンセプトはセン「トリ」ーノ、ということですので。ええそうです、トリなわけです。
さらにそこの元をたどると「Centrino」が読めないという意見が多かったんです。売り場での可読性が低いために、印象に残りづらかったところがあった。そこを補強するために、歌やキャラクターを交じえて分かりやすくアピールしたというねらいがあります。
―― 今回の「トリが飛んじゃう」という発想はどこから来たんでしょう。
テレビCFの場合は特にそうなんですが、15秒~30秒の短いスポットで、Centrino 2プラットフォームの利点をお客様にお伝えする必要が出てきますよね。そこで「ノートパソコンでワイヤレス」をイメージとして伝えられたら、といったことから考えたんです。
単純にケーブルがはずれていくというだけではなく、ノートパソコンそのものがもっと「自由になる」というイメージを伝えたかったというのがありますね。自由なものをキャラクター、トリをモチーフとして表現したいということがあったんです。
―― 無線通信がCentrino 2のイチオシ機能なんですか?
例えばお昼ごはんを考えてもらうと分かりやすいですが、Centrino 2は「栄養バランスのいい、モバイル定食」なんです(笑) Core 2 Duoプロセッサーがハンバーグみたいなもので、そこにチップセットやワイヤレスLANが載ってくるというイメージで。
そのイメージを短い間にどう伝えるか、ということでキャラクターを立てたというのはありますね。併せてサイト上でも、新しいCPUやチップセットが「どう良いのか」をより分かりやすく伝えようという努力もしています。テレビの役割とウェブの役割を住み分けをすることで、より楽しくCentrino 2を知ってもらえればと。
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