1.5mm大きいだけで打ちやすさが違う
編集部の計測を元に1000H-Xと900-Xのキーボードを比べると、1000H-Xのほうが横4.5cm、縦1.8cm大きかった。
キーのピッチも1000H-Xのほうが1.5mmほど大きい。
入力デバイスは個人での好みが大きく分かれるとのころなので、一般論として言い切りにくいが、筆者の感覚で言えば、1000H-Xのほうが圧倒的に入力しやすかった。
まずパームレスト(手首を置くところ)の安定感が違う。1000H-Xはゆったりと手首を預けられるのに対して、900-Xは「ちょこんと置く」という印象だ。キー入力時も同じで、1000H-Xでは指を広げてストレスなく打ち込めるが、900-Xではホームポジションが少し指先を縮めた格好だ。
ウェブブラウズ時、ネットで検索するために少し単語を入力する程度なら900-Xのキーボードでも何ら問題ない。それ以上の、例えば議事録を取るなど長時間に渡ってキー入力する場合には1000H-Xのほうが楽と感じた。