このページの本文へ

セイコーエプソン、B0プラス対応インクジェットプリンター「PX-H10000」とA1プラス対応「PX-H8000」を発表

10色顔料の最先端大判プリンター

2008年10月29日 21時48分更新

文● MacPeople編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

セイコーエプソン(株)は16日、大判インクジェットプリンター「MAXART」シリーズの新製品として、B0プラス対応の「PX-H10000」とA1プラス対応の「PX-H8000」を11月下旬に発売すると発表した。両製品とも新開発の10色顔料インクシステムと高速ヘッドを搭載。価格は「PX-H10000」が73万2900円、「PX-H8000」が47万400円。

PX-H10000」と「PX-H8000」は、同シリーズの従来モデルが採用するブラック/グレー/ライトグレー/イエロー/シアン/ライトシアン/ビビットライトマゼンタの8色顔料インクシステムに、オレンジとグリーンの顔料インクを加えた10色構成の大判プリンター。2色の追加により、色再現範囲が拡大し、発色の安定度が向上した。

「PX-H10000」

「PX-H10000」

「PX-H8000」

「PX-H8000」

インクヘッドには、同シリーズの64インチ対応モデル「PX-20000」に採用されている360dpi超高密度ノズル「MicroPiezoヘッド」を搭載。印刷速度が従来モデルに比べ約2倍に向上している。

両製品とも対応用紙以外の主な仕様は同等で、印刷解像度が最大2880×1440dpi、印刷可能最大長が15m、内蔵メモリーがメイン256MBでネットワーク用64MB——など。用紙は単票紙とロールに対応する。

本体サイズと重さは、「PX-H10000」が幅1864×奥行き667×高さ1218mmで約116kg、「PX-H8000」が幅1356×奥行き667×高さ1218mmで約84.5kg。対応システムはMac OS X 10.3.9以降(Leopard対応)、Windows 2000/XP(64ビット版含む)/Vista(64ビット版含む)。


カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中