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新しいXシリーズ3機種をフォトレビュー

最も軽いThinkPadに触ってみた

2008年10月21日 12時08分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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ThinkPad Xシリーズ

真中が「ThinkPad X200s」、左が「ThinkPad X200 Tablet」、右が「ThinkPad X301」

 レノボから「ThinkPad X」シリーズの新機種「ThinkPad X200s」「ThinkPad X200 Tablet」「ThinkPad X301」の3機種が発表された。特にX200sはThinkPadラインアップでは最も軽い機種だという。従来機とどう違うのか、写真で紹介する。なお、写真は全機種とも試作機となる。


ThinkPad製品群の中で最軽量のX200s

「ThinkPad X200s」

「ThinkPad X200s」

 ThinkPad X200s(23万6250円)は従来の「ThinkPad X200」から軽量化を図ったモデル。4セルバッテリーを搭載した場合の重量は1.1kgだ(X200は1.35kg)。

X200s前面と背面

前面(上)にはSDメモリーカード(SDHC対応)、MMC、メモリースティック(メモリースティックPro対応)のカードリーダーを搭載

X200s左右側面

左側面(上)にはUSB 2.0×2、アナログRGB、Ethernetポート、ExpressCard/54スロットなどを搭載。右側面(下)にはモデムポートや音声入出力、USB 2.0を搭載する

 X200はCPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)/P8600(2.4GHz)を採用していたが、X200sではTDP(熱設計電力)がより低いCore 2 Duo SL9300(1.6GHz)に変更された。

 これによりCPUの冷却機構が小さくなっており、本体最厚部が約4mm薄くなっている。なお、X200sはインテルの企業向けノートパソコン用ブランド「vPro テクノロジー Centrino 2」に対応している。

TDPの低いCPUを採用したためか、X200s(右)では冷却機構が収まっている部分の厚みが薄くなっている

 全体的な厚みは変わらないので、従来のX200と持ち比べてみても薄くなったという実感はあまりない。重量はスペック値で200g軽くなった程度だが、体感的にはそれ以上に軽く感じる。ThinkPadのがっちりした造りがそう感じさせるのかもしれない。

ちなみに6セルバッテリーを搭載すると最厚部が5mmほど厚くなる

ちなみに6セルバッテリーを搭載すると最厚部が5mmほど厚くなる

 4セルバッテリーでの駆動時間は4.2時間。6セルバッテリーに64GB SSD、LEDバックライトディスプレーを採用する「74624JJ」の駆動時間は9時間となっている。X200の6セルバッテリー搭載モデル「745423J」の駆動時間は7時間なので、スペック上はX200sのほうが2時間長持ちするようだ。

 さらにオプションの9セルバッテリーを装着すれば、最大13.6時間のバッテリー駆動を実現可能だ。

 ディスプレーサイズはいずれも12.1型ワイドで、74624SJは1280×800ドット表示、そのほかは1440×900ドット表示ができる。

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