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つなげ!オンガク配電盤 第5回

KORG DS-10──生みの親・佐野信義氏に挑戦

2008年10月19日 12時00分更新

文● 四本淑三(powered by 武蔵野電波)

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 さて、晴れて取材の日となり、場所はAQインタラクティブの会議室。佐野さんに加え、AQインタラクティブから宣伝担当の中川尚人氏に同席いただいた。

 DS-10を制作したキャビアと、その販売を担当するAQインタラクティブはグループ企業で、同じビルに入っているのだ。



プロデューサーはネットで動画を見まくっていた


佐野 ご出演をご快諾いただきましてありがとうございました!(笑)

DS Lite Orchestraを発表するに当たって、音楽SNS向けに作ったジャケット写真

── あの、よりによって何故、僕らなんですか?

佐野 いやあ、生で聴いてみたいと思ったんですよ。よろしくお願いしまーす!

── 他の出演者、すごい人たちばっかりですけど。

佐野 そうでしょう! 最高のメンバーが揃ったと思いますよ。楽しみだなあ。

── 普通こういうイベントというのはですね、有名な人を集めてですね……。

佐野 みんな有名じゃないですか。普通の人は知らないけど、DS-10で音楽をやってる人たちには超有名な人たちですよ。その演奏が生で聴けるんですよ、もう最高じゃないですか。

── ……僕らは有名じゃないですけど。でも、一度会って話をしてみたかった人ばっかりなんですよねえ、実際。だからって同じステージに上がる必要は……。

佐野 いやあ楽しみだなあ! すごい楽しみ!


 DS-10 EXPOの出演者を決めるにあたって、佐野さんは動画サイトを見まくり、それを手がかりに連絡先を検索して、メールで直接交渉したそうだ。

 DS Lite Orchestraの動画もそうして発見され、mixiのアカウントが探し出されたのだが、当然、その動画を上げた人物が私だなんて思わない。今のところDS Lite Orchestraをやっているのが誰かなんて、私と船田さんくらいしか知らないわけだ。


 そんな事情でDS-10 EXPOに10分間だけ出させていただくのだが、それがギョーカイつながりだと思われたら悔しいし、関係者の皆さんにご迷惑がかかるので、こうして念押ししているわけなのだ。

 僕たちはものすごくビビッてます! 穴があったら出たくない!

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