ちょっとしたことだが、かなり使いやすい工夫
ユーザーの行動を先読みしたような、ちょっとした工夫も従来のスマートフォンにはなかった魅力だ。
例えば、画面が消えているときにスタイラスを引き出すと画面が点灯する仕組みになっている。これから「さぁ使うぞ」というときに、電源ボタンを押して画面を点灯させるという、ひと手間を省けるのは案外助かる。
また、通話中にちょっとメモを取りたいということはよくある。そういう場合はスタイラスを引き出せば画面がメモに切り替わり、手書きメモなどがすばやく取れる。
マナーモードにしておくのをしょっちゅう忘れる人にありがたい機能もある。電話がかかってきたら本体をひっくり返すだけで着信音が鳴り止むのだ。一般的なケータイの場合はどれかボタンを押さなくてはならず、イザというときにアタフタしがち。Touch Diamondのほうが簡単でスマートだ。
不在着信や新着メールがあることが通知LED(決定キーの周囲に内蔵されている)の光り方で分かるのは携帯電話と同じだが、白いLEDが円を描くように(左回りに2周)点滅するのがカッコイイ。充電中にLEDが下から上に波打つように点滅するのも、Macintoshのスリープ時の挙動を思わせ、マニア心をくすぐる。
ただし現時点では、不在着信も新着メールも点滅パターンが同じなうえ、ユーザーが任意のパターンを自作することもできない。LEDで不在着信と新着メールを区別することはできないのが残念。今後のバージョンアップに期待したい。
熱くなるのはやむなし?
ひとつ気になったのは本体がかなり熱くなること。特にYouTubeの視聴などの高負荷の処理をし始めると、途端に前面下部が熱を帯びてくる。実際に表面温度を測定してみたところ、35度近くまで上昇していた。発熱の原因は定かではないが、ポケットやケースに入れて持ち歩く場合は、通信が切断されていることを確認するクセをつけたほうがいいだろう。
欲張りなアナタにオススメ
前述のように多少のコツは必要だが、慣れてしまえばこれほど快適に使えるWindows Mobile搭載のスマートフォンはない。とにかくコンパクトで高機能なスマートフォンが欲しい人はこれでキマリだ。














