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「ええと……なんでHMDなんですか?」を聞いてきたよ

ニコンが「UP」を作れた3つの理由

2008年10月22日 09時00分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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ニコン「UP300x」は表参道ヒルズで無料でお試しできる。インターネット接続をまだ試せないのが残念

撮影だけの時代は終わった。次は出力の時代だ

 「デジタルイメージング」という言葉がある。デジカメやビデオカメラ、あるいはケータイなどで撮影(入力)した映像を「どのように出力するか」。それをめぐって、映像機器メーカー各社があの手この手で市場を開拓しようと試みているのだ。

 最もストレートな例でいえばフォトプリンターがそれで、小型ディスプレーという意味ではデジタルフォトフレームなどもそれにあたる。今月、その市場にカメラメーカーの老舗・ニコンがオシャレなヘッドマウントディスプレー(HMD、ヘッドホン搭載型のマルチメディアプレーヤーとも言える)「UP」シリーズで参入した。

ニコンのヘッドホン搭載型マルチメディアプレーヤー「UP300x」。実売価格6万9800円

 しかし正直言って、HMDを選ぶのはかなり勇気のいる冒険だったはず。「どうしてHMDを選んだのか」、そして「どうしてオシャレなイメージを作ろうとしたのか」が非常に気になるところだ。ニコン本社に向かい、驚きの開発秘話を聞いてきた。


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