キャッシュやデータの保存先を変える
アプリケーションをひと通りインストールし終わったら、アプリケーションが読み書きするデータの保存先をDドライブかSDHCカードに変更しておこう。
ウェブブラウザー
ウェブブラウザーでは、ウェブページの表示を速くするため、手元のパソコン内にキャッシュデータを保持している。キャッシュはたいてい起動ディスクに書き込まれるが、この書き込み場所や保存サイズの上限を変えることで、Cドライブの空き領域を増やせる。
メール
メールソフトに「Outlook Express」を使う場合、送受信したメッセージをDドライブ内に保存するように指定しておこう。Thunderbird Portableでは、最初からアプリケーション本体があるドライブ内にメッセージを保存する仕様だ。
音楽ライブラリ
iTunesでは、過去の音楽データをそのまま登録すると、アプリケーション本体があるDドライブ内にデータをコピーしてしまう。10GBぶんの音楽ライブラリはSDHCカード内に置く方針なので、「編集」メニューの「設定」で「詳細」タブを開き、「iTunes Music」フォルダーをSDHCカード内に作って、ここにライブラリを置くように指定する。
旧マシンのデータをコピー
あとはデータを移行すれば作業完了だ。旧サブノートの各アプリケーションでブックマークやメールのメッセージ、音楽ファイルなどを書き出して、外付けHDDやUSBメモリーなどに保存。Netbook側のアプリケーションで読み込めばいい。
データ移行の際に困ったのは、音楽と画像のファイルがSDHCカードに収まらなかったということ。今回はサブノートに置いてあった画像のうち、不要なものを削除することで容量ぴったりに収めた。ただこの先、音楽ライブラリが増大していったら、写真専用のSDHCカードを新しく用意することになるだろう。
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