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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第72回

どーやって登ったの!?子猫の「かふか」は軽業師!

2008年10月09日 17時31分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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 網戸登りは大人になって体重が増えると(たぶん)できなくなる芸当だが、もうひとつ、軽さを武器にとんでもないとこに登ってくれた。大五郎は遠慮して登らない場所である。

 それが前ページ冒頭の「テレビの上」である。これ、見て分かるとおり「液晶テレビ」なのだ。

 液晶テレビなので薄い上に、32インチのパネルが中央部の柱だけで支えられているのである。

 もちろん、端っこに猫が飛び乗って歩き回るなんて考えて作られてるわけがない。でも面白いので、怒る前にまずカメラを探しちゃうのである。テレビが壊れませんように。さてテレビに乗っかったあとはどうなったか。

かふかと目をそらす大五郎

テレビの端っこで棚の上をしげしげと見つめるかふかと、目をそらす大五郎(2008年9月撮影 ニコン「D90」)

 テレビの端っこにちょこんと座り、もっと高い棚の上にいる大五郎をうらやましそうにじーっと見るのである。

 大五郎は「ぷいっ」って横を向いちゃったけど。

 そしたらあろうことか、テレビの上からこの白い棚の上に思いっきりジャンプして飛び乗ったのだ。なんと怖ろしい発想。

 そして大五郎は仕方なく一段下に置いてあるFAXの上に押し出されたのである。

このときもテレビから飛び乗ったのでした

このときもテレビから飛び乗ったのでした(2008年10月撮影 パナソニック「LUMIX DMC-LX3」)

 ちなみに、大五郎は段々になっている棚の低い方からちゃんと登り降りしてます。ムチャするのはかふかだけっ。

筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月撮影撮影何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は10月15日掲載予定

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