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撮影に便利な小物カタログもつけちゃいました

落札価格が2倍に?! オークション撮影5つの基本

2008年10月07日 09時00分更新

文● 行正和義

テクニック#3 絞りを利かせて撮る

 3つ目は「絞りを利かせて撮る」。マニュアル露出機能付きのカメラを買うような人にはわざわざ説明するまでもないかもしれないが、「絞り」の効果がよく分からないという人にあらためて解説しよう。

 絞りはピントの合う範囲のことだ。絞りを開くとピントの合う範囲が狭くなり、絞れば広くなる。ポートレートなどで背景をボカすなら「絞りを開き」、背景も写し込むなら「絞り込む」ことになる。

絞り効果の例。「明るさが足りないから」と開放側で撮ってしまうと、小さなものであっても奥側がボケてしまう(左)。しっかり三脚を使い、とにかく絞り込んで撮ることが重要だ。製品のディテールが伝わり、写真にも高級感が出てくる(右)

 マクロ撮影だとピントの合う範囲はよりシビアになる。手前にピントを合わせれば奥がボケてしまう。小さなアイテムならなおのこと、きっちりと絞り込んで細部を写し込むことが重要だ。


テクニック#4 三脚を使って撮る

 絞りに関連してくるのが「三脚を使って撮る」。絞り込んでの撮影となると、当然露出不足になる。スタジオ撮影ならば大光量のフラッシュ設備を用いるのが一般的だが、プロカメラマン向けの機材はやはり高額で手が届かないものが多い。

 自宅の蛍光灯や窓越しの太陽光でも、ひと工夫すれば光量は確保できるが、やはり手ぶれは必須。望遠よりで絞り込む(シャッター速度遅めで撮る)となれば、まず手持ちは避けたほうがよい。横着せずなるべく三脚を用いることにしよう。

 もちろんカメラ内蔵のフラッシュを使えば光量とシャッター速度が稼げる。だが、小物撮影に限って言えばあまりいい写真には仕上がらないケースが多い。発光量の調整機能があったとしても、近い距離からの発光ではギラついて写ってしまう。また、レンズとフラッシュの位置によって影が輪郭の外側に生じ、見栄えが悪くなってしまうこともあるのだ。

明るさが足りないからと言って安易にフラッシュ撮影を試みるのは禁物だ。フラッシュの影が生じて陰影が強調されてしまう(左)。とくにレンズの真上ではなく斜め横にフラッシュがあるカメラでは、横方向に影が生じてかなり目立つ(右)
フラッシュの前にトレーシングペーパーなどをかざして光を散らす方法もあるが、かなり広い範囲に散らさないと影の輪郭がぼやけるだけでさほど効果は大きくない(左、ハガキ大のディフューザーを使用)。自宅で撮るのならカーテン越しの自然光や天井などで広い範囲を照らしたほうがいいだろう(右)

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