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MSI「R4350-D512H」

ローエンド市場もいただき! 「Radeon HD 4350」搭載VGAデビュー

2008年10月04日 22時15分更新

文● 増田

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 売れ行き好調なAMD製GPU「Radeon HD 4000」シリーズの最下位モデルとなる「Radeon HD 4350」を搭載した初のビデオカード「R4350-D512H」がMSIから発売となった。

「Radeon HD 4350」

売れ行き好調なAMD製GPU「Radeon HD 4000」シリーズの最下位モデルとなる「Radeon HD 4350」を搭載した初のビデオカードが登場

 「Radeon HD 4350」は、上位の「Radeon HD 4550」と同時に発表されたローエンド向けGPU。主なスペックは、製造プロセスが「Radeon HD 4800/4600」シリーズと同じ55nm。PCI Express 2.0に対応し、DirectX 10.1/Shader Model 4.1をサポート。Stream Processor数は80基、コア/メモリクロックは600MHz/1000MHz、対応メモリはDDR2、メモリインターフェイスは64bitといかにもローエンド向けGPUらしいスペックだが、動画再生支援機能はシリーズお約束の「UVD2」をサポートし、消費電力は20Wと低めに抑えられているのがポイントだ。

ローエンド向けGPUらしいスペックだが、動画再生支援機能はシリーズお約束の「UVD2」をサポートし、消費電力は20Wと低めに抑えられているのがポイント。どれほどの人気となるか、今後の売れ行きに注目だ

 発売されたMSI「R4350-D512H」も、Low-Profileサイズ(ブラケットは付属せず)の基版にファンレスヒートシンク(2スロット占有タイプ)を搭載したシンプルなもので、搭載メモリはDDR2 512MB、ブラケット部はVGA/DVI(Dual-Link対応/HDCPサポート)という構成。価格はアークで5780円(完売)。
 「Radeon HD 4800/4600」シリーズで席巻したビデオカード市場で、新たに登場したローエンド向けの「Radeon HD 4350/4550」シリーズがどれほどの人気となるか、今後の売れ行きに注目だ。

【取材協力】

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