妖と立ち向かう比泉生活相談事務所
「夜桜四重奏」
作品解説
原作の2006年3月「月刊 少年シリウス」(講談社)にて連載中のヤスダスズヒトの漫画「夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~」は、既刊5巻の累計発行部数が100万部を超えるほどの人気ぶりで、人と妖怪が共存する町・桜真町で起こる奇怪な事件に「比泉生活相談事務所」の面々が立ち向かう新感覚のハートフル・アクション作品。
TVアニメ化に際しては、監督の松尾衡以下、シリーズ構成、キャラクターデザイン、制作などにあの「ローゼンメイデン」シリーズを世に送り出した制作スタッフ陣が結集。また、音響監督には「CLANNAD」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など大ヒットアニメに手がける鶴岡陽太が携わるなど、豪華な顔ぶれで「TBSアニメフェスタ2008」のメインビジュアルに抜擢された。個性豊かな人間と妖怪のキャラクターたちが織り成すアクション・ミステリー超大作を描きあげてゆく。
あらすじ
妖たちが跋扈する桜並木の町・桜真町は、人間と人外の力を得た者が共存する町。しかし、人間たちは妖怪たちを「自分たちとは違う存在」として見ており、彼らを迫害することが多く、妖怪たちは人間の前ではその素性を明らかにはできず、密かに暮らしてきた。
そんななか、比泉秋名の祖父は、仲間たちと共に“七郷”と呼ばれる桜を作り、七郷の持つ強力な妖力で、妖怪たちの“力”を安定させた。そして、この七郷によって守られた町は、桜真町と名付けられ、世界で唯一、妖怪によって町の運営が成される町となり、妖怪と人間が共存できる町として、秋名の祖父の世代から発展を続けてきていた。
しかし、事態は一変する。町を守っていた七郷の1本が突然枯れてしまったのだ。原因は、人に強力な憎しみを持っている“円神”が町に現れたためであった。円神は妖力で七郷の桜を咲かせ、“妖の世界”と“人の世界”に歪みをもたらそうとしていた。
スタッフ
原作:原作:ヤスダスズヒト(講談社「月刊少年シリウス」)
監督:松尾衡
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン:菊池聡延
音響監督:鶴岡陽太
音楽:土橋安騎夫・IVAN KRAL
音楽制作:flying DOG/JVCエンタテインメント
アニメーション制作:ノーマッド
主題歌:オープニングテーマ savage genius「JUST TUNE」
エンディングテーマ ROUNDTABLE featuring Nino「ナガレボシ」
キャスト
槍桜ヒメ:福圓美里
比泉秋名:梶裕貴
七海アオ:藤田咲
五十音ことは:沢城みゆき
岸恭助:小野大輔
岸桃華:戸松遥
鈴:又吉愛
円神:関智一
ほか
テレビ放送情報
TBS 10月2日から毎週木曜25:29~
CBC 10月23日から毎週木曜27:00~
BS-i 10月23日から毎週木曜24:30~
MBS 2009年1月から放送予定
(※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります)
公式サイトURL http://www.tbs.co.jp/anime/yozakura/
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