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「全部入り」に死角はないのか!?

5万円台のA3複合機 ブラザー「MFC-6490CN」を試す

2008年09月09日 14時00分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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不満はなかったのか?


 今回、文書のスキャンとコピーを1週間ほどあれこれ試してみたが、ASCII.jpの業務の範囲では特に問題なく使えていた。とはいえ、使ってみてまったく迷わなかったわけでもない。

 いちばん戸惑ったのは、複合機側のボタン操作だ。取り消しやクリアーに使うボタンが2個あるため、例えば「コピーモードからホーム画面に戻る場合、どのボタンを押せばいいんだっけ?」(「クリア/バック」を押しがちだが、正解は「停止/終了」)と、ボタンを連打してしまった。

1が電源の「オン/オフ」、2が作業の「停止/終了」、3が「クリア/バック」。さすがに1と2は混同しないだろうが、2と3は少し慣れないと、使い分けが覚えられないかもしれない(クリックで横1200ドット程度の画像が開きます)

 とはいえこの辺は、使っているうちに慣れでカバーできる話なのかもしれない。現在、ASCII.jp編集部では本機を導入して使っているが、特に混乱なく元からあったプリンター類と一緒に馴染んでいる(この記事のマンガも本機でスキャンしている)。特に無線LANによるA3スキャンは、スキャナー専用のマシンを別に用意しなくてもいいうえ、自席のノートパソコンで直にデータを保存できる点が便利だ。

 筆者は書類や画像のやり取りをメールで済ませているが、取引先などとの連絡にFAXをよく使う仕事場ならさらに本機を活用できるだろう。今まで価格面でA3複合機をあきらめていた人にとって、MFC-6490CNは有力な買い替え候補となるに違いない。


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