「全部入り」に死角はないのか!?
5万円台のA3複合機 ブラザー「MFC-6490CN」を試す
2008年09月09日 14時00分更新
文● 広田稔/トレンド編集部
インクを節約しながらコピーできる
A3コピーもカラー/モノクロの両方で試してみた。当たり前だが、コピーはすべて複合機側で操作する。操作パネルで「コピー」ボタンを押し、液晶ディスプレーに表示されたメニューで品質(高速/標準/高画質)や用紙サイズ、給紙する用紙トレイなどを選んで指示するだけでいい。
目立った傾向としては、コピー品質を「高画質」にすると丁寧にスキャンするため、「標準」の6倍ほど時間がかかってしまうということ。コピーされたものを見ると「高速」や「標準」に比べてインクが明らかに濃いことが分かる。逆に「高速」に設定すると元の原稿よりも色がかなり薄くなるが、これは「読めればいい」という目的でコピーする際に使えば無駄にインクを消費しなくて済むだろう。
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| 週刊アスキーの見開きページをA3用紙に1枚コピーした速度を計測したグラフ。ちなみにコピーはセットアップとスキャンに時間がかかるため、複数枚コピーした場合は1枚当たりの速度はこれより速くなる。テストは先ほどと同じく、MacBook Pro(Core 2 Duo-2.5GHz)にインストールしたWinows Vista上で行なっている |
以下は各画質でコピーした用紙を、MFC-6490CNのスキャナーを使い、「カラー写真」の設定で取り込んだ画像だ。各画像をクリックすると、1MB程度の元画像が開く。
 | 「高速」でのコピー。かなり薄いが文字は読める。一時的に手元に置きたい資料を印刷する際などに使うことが多いだろう |
 | 「標準」でのコピー。元の原稿よりは色が薄いが、小さな文字はすっきりして読みやすい印象だ |
 | 「高画質」でのコピー。「標準」と比べると、ペンのシャドー部などをきちんと再現しようとしていることが分かる |
 | 元原稿をそのままスキャンしたもの |
コピー機能には、「ブックコピー」というオプションも用意されている。例えば、コピーする用紙よりもサイズが小さい書籍をスキャンする場合、本の周囲に黒い陰ができてしまう。コピー時にブックコピーをオンにすれば、補正でこの陰を取り除いてインクを節約できるというわけだ。
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| 本機の取扱説明書を標準の画質でコピーし、300×300dpi/モノクロで取り込んだもの(クリックでA3/6.7MBのオリジナルが開きます) | | こちらは同じ操作をブックコピーをオンにして行なった場合。周囲と本のノドの陰が取り除かれている(クリックでA3/3.6MBのオリジナルが開きます) |