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ビジネス改革最前線
第1回 オフィスと外出先間で通話が無料! “.Phoneユビキタス”
2008年09月24日 00時00分更新
従業員間の情報共有を妨げる問題点とは?
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| 水月蓉 |
ある地方都市を地盤としてドラッグストア数十店を展開するA社。近年ドラッグストアは商材の多角化が進み、医薬品や日用品、化粧品から飲料・お菓子まで、取扱品目は増加の一途をたどっている。このA社で、競合店の価格調査や売れ筋商材の選定、複数の店舗をまたがった在庫の最適化、販売キャンペーンの企画といった役割を担うエリア営業担当者は、各店舗の巡回や競合店の調査など日中はほとんど外出している。
そのため連絡は主に携帯電話が用いられてきたが、従来は個人で契約している携帯電話が使われており、発信した場合の通話料は個人負担になっていた。このためエリア営業担当者は急を要する用件でない限り連絡を控える結果となり、オフィスや店舗への連絡が滞りがちだった。ここで見えたモバイルコミュニケーションの課題は以下の3点にまとめられる。
1. 店舗と営業担当者のコミュニケーションが不足
2. でも個人契約の携帯電話を仕事で使いたくない
3. また既存の携帯電話はコスト面の負担が大きい
こうした課題を解決するために、同社はNTTコミュニケーションズの050モバイルIP電話サービスである「.Phoneユビキタス」の導入を決めた。これは専用のPHS端末によって「どこにでも持ち運べる内線電話」を実現するサービスとなっている。端末には「050」番号が付与されており、会社の電話を持ち出す感覚で利用できるサービスになっている。
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| 「.Phone ユビキタス」はNTTコミュニケーションズのIP電話ネットワークと株式会社ウィルコムのPHS網を転送機能で連携させて提供します。 |
携帯電話の支給に消極的だった経営陣も、社員間の通話が無料ならば話は別だ。コスト削減に努力している中、こんな嬉しいサービスはない。社員間の連携が密になれば店舗運営の効率化につながり、プラスの効果も大いに期待できる。これはスゴいサービスだと導入に向けて前向きになった。
ただよくよく調べてみると、携帯電話会社でも似たようなサービスが色々と提供されていることが分かった。同一法人内の通話であれば、一定の料金を支払えば通話料が定額になるという。しかし、子細に調べていくと、「.Phoneユビキタス」がベストであると判断した。
特に大きかったのは端末同士だけでなく、オフィスの固定電話ともIP電話の050番号同士で無料通話になるという点だ。A社では「.Phoneユビキタス」に、企業向けIP電話サービス「OCNドットフォン オフィス」を組み合わせた。これによってオフィスや店舗、あるいは外出先といった場所を区別することなく、いつでも無料で通話が可能になる。A社ではこの両者を組み合わせることによるコストメリットを高く評価したわけだ。
「.Phoneユビキタス」の端末は通常の外線通話も可能だが、一般加入電話への通話料が安いことも評価のポイントとなった。携帯電話の場合、プランにもよるが10円/ 30秒といったあたりが一般的で、3分あたりの料金に換算すると60円となる。一方「.Phoneユビキタス」は一般加入電話に発信した場合、8.4円/3分(税込)という低料金を実現している。社外の取引先との通話にも当然利用することを考えると、この価格差が持つ意味は非常に大きい。なお「.Phoneユビキタス」は携帯電話に発信した場合でも1分あたり16.8円(税込)で、こちらも割安な価格設定になっている。
加えて、NTTコミュニケーションズ及び無料通話先のプロバイダが提供している050IP電話サービスを利用している通話先、さらにはウィルコムのPHSサービス利用者への通話が無料になるのも特典だろう。




