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1210万画素デジタルカメラ

レビュー:GX200

2008年09月03日 18時00分更新

文● 周防克弥

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GX100からの買い替え価値はあるか


 GX200には、湾曲収差を修正する「ディストーション補正」のオン/オフ機能が追加された。オプションのワイコンレンズ「DW-6」を装着しての広角19mm撮影時にもこの機能は有効で、写真表現の道具として大きく進化している。

湾曲収差を修正する「ディストーション補正」のオン/オフ機能が搭載された(左がオフ、右がオン)。広角側では周辺部でゆがみが発生するが、それを抑えるか、味として残すかを選べる

 また、両手で構えれば左手の人さし指と右手の親指辺りに「Fn」ボタンがちょうどくる設計で、機能を素早く切り替えながら操作できる。「Fn」ボタンを2つ備えるのはGR/GXシリーズでもGX200だけだ。このほか、AFと設定操作の反応速度の向上や、電子水準器を搭載するなど、GX100と比べてより写真家やハイアマチュアのわがままに応えてくれるカメラになった。


【Conclusion】
○  液晶モニターがGX100の2.5から2.7インチに大きくなるとともに、約23万から約46万画素と高画素化された。プレビューやメニュー内容が見やすい。

×  高感度撮影での画質は特に向上している印象を持てなかった。自動開閉式レンズキャップ「LC-1」は使ってみると便利なのでぜひ付属品に含めてほしかった。

(MacPeople 2008年10月号より転載)


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