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ニコンイメージングジャパン、小型で高性能なデジタル一眼レフカメラ「D90」を発表

「D300」の機能をハイアマチュア向けに凝縮

2008年08月27日 17時49分更新

文● MacPeople編集部

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(株)ニコンイメージングジャパンは27日、「D300」ゆずりの高画質・高性能をコンパクトボディーに凝縮したデジタル一眼レフカメラ「D90」を9月19日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、実売価格はボディー単体が11万9800万円、「D90 AF-S DX 18-55G VR レンズキット」が13万4800円、「D90 AF-S DX 18-105G VRレンズキット」が16万9800円、「D90 AF-S DX VR 18-200G レンズキット」が20万7800円、「D90 アニバーサリーキット」が17万9800円。

D90」は「D80」の後継機種で、有効画素数は1230万、常用撮像感度はISO 200〜3200相当ISO6400相当までの増感が可能。画面内に収まっている最大5人の顔を認識し、カメラに最も近い人物にピントを合わせる「顔認識AF」を搭載したほか、ライブビュー時にはコントラストAFも使用できる。

D90_01

「D90 AF-S DX 18-105G VRレンズキット」。「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」は、「D90」への最適化を重視して開発した、「手ブレ補正(VR)機構」「SWM(超音波モーター)」搭載の5.8倍高倍率ズームレンズだ。単体でも「D90」と同じ9月19日に発売される。レンズ単体の価格は6万8250円

撮影機能も充実している。顔認識システムを搭載した「シーン認識システム」、「ポートレート」と「風景」の設定を追加した「ピクチャーコントロールシステム」、黒つぶれや白飛びを軽減する「アクティブD-ライティング」、魚眼効果/傾き補正/ゆがみ補正をカメラ内で行える「画像編集機能」、ダイヤルを合わせるだけで撮影シーンに最適な設定で撮影できる「アドバンストシーンモード」──などにより、初心者でも思い通りの撮影が行える。

撮影時の位置情報などを記録するGPS ユニット「GP-1」をオプションで用意。D90 のほか、D3/D700/D300/D2シリーズ/D200──でも使用できる。11月発売予定で、価格は未定

さらには世界初の動画撮影機能「Dムービー」を搭載。最大1280×720ピクセル(16:9)/24fpsのHDムービーを撮影できる。記録時間は約5分。640×424ピクセルまたは320×216ピクセルでの撮影時は、約20分まで伸びる。

MB-D80

マルチパワーバッテリーパックは「D80」と同じく「MB-D80」に対応。リチウムイオン リチャージャブルバッテリー「EN-EL3e」や単3形電池が使用でき、縦位置での撮影に便利なシャッターボタン、AE-L/AF-Lボタン、メイン&サブコマンドダイヤル──などを装備する。価格は1万8900円

ボディー単体の大きさは、幅約132×奥行き77×高さ103mm。重さは約620g。


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