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Atomで検証! 小型PCの実用性 第2回

Windows Home ServerでAtom PCを自作!

2008年08月26日 21時00分更新

文● 山田 広樹

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自作作業開始!

 自作作業の開始。今回はガッチリ下調べを済ませ、+12V 4ピンの有無や、マザーがケースに収まらない、などという致命的な問題が発生しないことをすでに突き止めている(じゃなかったら、このページ自体が成り立たないわけだが)。作業は通常のPC自作とほとんど変わりはない。今さら作業手順を見せつけても、読者諸賢はもちろん、こちらとしてもおもしろくないので、「OWL-PCCHS01」特有のポイントのみを紹介しよう。

マザーをケースに取り付け

マザーをケースに取り付け

OWL-PCCHS01の電源はATX24ピン(20ピン部分と4ピン部分は分離)、+12V 4ピンを備え、最新マザーまで対応可能。ただ、ケース内部は高さが少なめで、D945GCLFの小さなCPUクーラーでも、サイドパネルとのクリアランスは少ない

各種配線を行なう

各種配線を行なう

ふだんの自作どおり、スイッチ類やSATAケーブルを接続。HDDはラック式なので、SATAケーブルはケースから伸びているものをマザーに接続するだけでOK。HDDの電源配線の取り回しを考えなくていいのはラクちん

RAIDボードを接続する場合

RAIDカード「RocketRAID 2210」のブラケットを交換

「RocketRAID 2210」のブラケットを交換

「RocketRAID 2210」のブラケットをケース付属のものと交換。その後、ケースから伸びているSATAケーブルを接続する

「RocketRAID 2210」をライザーボードを介して接続

ライザーボードを介して接続

ケース付属のライザーボードを介して「RocketRAID 2210」を接続する。「SA-PCI/2R」はライザーに逆向きでも装着できてしまう。装着の向きにはくれぐれも注意。さらに、拡張スロット近辺は電源ケーブルが密集。ケーブル類の“逃がし”にも要注意

HDDをカートリッジに搭載

HDDを専用カートリッジに搭載。後はラックにHDDを搭載したカートリッジを挿入するだけでOK

完成!

ファイルサーバーとして運用するため、今回は光学ドライブは非搭載。実は、これは逆に面倒くさかったという本音は墓まで持って行くことにしよう

(次ページへ続く)

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