先日は軍港めぐりということで横須賀を紹介したが、今回も軍港ということで呉を取り上げてみた。その呉のミリタリースポットと言えば、おなじみの海上自衛隊の基地や旧日本海軍の遺構があり、そして今や「大和ミュージアム」や「てつのくじら館」も開館しており、ミリタリーマニアや歴史マニアにはたまらない街と言えよう。
ということで今回はその呉の「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」を、それぞれ前編・後編のフォトレポート形式で紹介しよう。
さて、この呉といっても多くの人はどこにあるかよくわからないかも知れないのでご説明しよう。呉市は広島県にある瀬戸内海に面した港町で、戦前は海軍の呉鎮守府が設置され、日本海軍の主要な基地として機能していた。戦後は海軍工廠のノウハウを活かした造船業が盛んなところだ。行き方としては鉄道なら新幹線で広島まで行き、そこからJR呉線で呉市の玄関口呉駅まで約一時間というところだ。
ちなみにこの呉では、旧海軍時代の建造物などが色々と残っていて見学可能なものもいくつかある。また、海上自衛隊の基地ということで、各種艦艇を間近に見ることが出来るスポットもある。オススメなのが「アレイからすこじま」だ。ここでは海上自衛隊の潜水艦が停泊しているのを間近に見ることができる。呉まで来た際に時間があるようならぜひ足を伸ばしてみて欲しい。
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