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ネットの祭りをリビングで再現 「ANOBAR」

2008年08月20日 09時00分更新

文● トレンド編集部、聞き手●遠藤諭ほか、撮影●吉田武、編集部

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売るつもりはありません!


── いくらぐらいで売るんですか。

 あ、これを売るつもりはないんですよ。部品代だけで19万円ぐらいかかったかなぁ……。いまのままで作っても高価になっちゃうんで、商品化は微妙だろうと。

 とりあえずコンセプトを形にできたので、次は2~3万円で実現できるものにしたいと考えています。かっこいい筐体ができたら、高級路線を目指してもいいですね。楽しめるガジェット感覚のものと、高級路線、その2つでいきたい。

ブラウン管などと同様に真空放電を利用するFEDは、離れた位置から見ても非常に鮮明で、視野角も広い。次世代の表示デバイスとして各社が取り組んでいるが、日本では双葉電子やソニーなど積極的

── パソコンということは、ほかにもいろいろ表示できるんですよね……。

 基本的にRSSを吐いているものなら何でも。いくつかのサービスは、デフォルトでカンタンに選べるようになっていて、TwitterやWikipediaも参照できますよ。キーワードを設定して、Wikipediaで特定のカテゴリーを追っかけていくと意外な発見があったりとか。

ANOBAR

Wikipediaの項目を表示したところ。特定のジャンルの用語を常に表示させておくと、発見があるかも

ANOBAR

脳トレ的なアプリケーションを走らせたところ。2段同時なので難易度が高い

 あとこの上でゲームをやったり、株価のグラフを出したりとか、そういうこともできます。脳トレみたいなゲームとか、横スクロールシューティングとかも試作しました。

視覚的な表現もリッチ。書き込み数の推移をグラフで表示したり、放送中の番組を取得したりなど、アプリケーションの作りこみ次第でいろいろできる

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