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【連載】売れるワケ

ソニーが起爆剤!デジタルフォトフレーム市場

2008年08月14日 09時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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 マスとマニアック両マーケットを手に入れる

 S-Frame、CP1両製品を2008年5月に市場に投入したことにより、ソニーのデジタルフォトフレーム市場における存在感は増した。S-Frameでは、デジタルフォトフレームの基本性能を全面に出し、ユーザーのギフトニーズを掴むことで市場をリード。一方、CP1はVAIOで培ったネットワーク機能を活用することで、新しいデジタルフォトフレームの役割を提案した。ある量販店の広報は「ソニーのようなビッグブランドが参入したことで市場に勢いが出ており、他メーカーの製品も5月以降2~3割伸びている」と述べる。

 デジイチを買ったら、当たり前のようにデジタルフォトフレームを一緒に買っていくユーザーが、今後増えていくのではないだろうか。

【記者の眼】

ソニー調べによると、「プレゼントで贈ったり、もらったりしても気を使わない金額の上限」は約3万円なんだそうです。1人で3万円なら「高っ!」と思いますが、結婚式に新郎新婦に贈るといった使い方なら友人と分割できますしね。自分で買うほどではないけど、もらったら嬉しいと感じる人は多いのではないでしょうか。新しいプレゼントの定番商品として、ロングセラーになりそうです。

 

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