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iPhoneなどのモバイル用アプリ開発コンテストが開催

2008年08月01日 10時00分更新

文● 吉川大郎/企画報道編集部

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 三井物産のベンチャー投資部門 三井ベンチャーズが、“次世代モバイルプラットフォーム”上で動作するサービス・ソフトウェアのコンテスト「三井ベンチャーズi*deal Competition(アイディールコンペティション)」の開催を発表した。

三井ベンチャーズi*deal Competition画像

三井ベンチャーズi*deal Competition

 次世代モバイルプラットフォームとは、iPhoneやAndroidなど、リッチな機能を有したモバイルデバイスのこと。同イベントを告知する「i*deal Competition公式サイト」にコメントが掲載されている林信行氏の言うとおり、今年から来年にかけては携帯電話の世界が大きく変化する。i*deal Competitionは、これを見越したうえで個人開発者のビジネス的な飛躍を模索したイベント。審査は一次選考と最終選考に分かれるが、一次選考されたプランはプランメンタリングのうえ、事業化も検討される。

 参加資格は個人もしくは個人のグループ(法人や団体資格での応募は主催の三井ベンチャーズに応相談とのこと)。募集内容は「従来の携帯・PCでは実現されていなかったサービス・ソフトウェアの開発プラン」。プラットフォームの指定はなく、開発成果物も必須ではない(2009年1月にはエミュレータ上での稼動が望ましいとしている)。具体的な提出物だが、所定の企画要約書類を公式Webサイト応募ページから提出するルールとなる。

 審査で重視されるのは、まずは新規性、続いて実現妥当性、汎用性、ユーザーの継続的利用可能性などと告知されている。ただ、応募時点では事業面の実現可能性は重視しないとの方針だ。

 最終的に、最優秀プランを1点、優秀プラン2点が選出され、メディアスポンサーを通じて発表される。

 また、同時にi*deal Competition公式サイトでは、「ガジェットアプリ開発技術情報」「ビジネス情報」「コンシューマ動向」「開発者コミュニティ」の、4つのジャンルで情報提供を行い、次世代モバイルプラットフォーム向け開発者への支援を行っていく予定。

 開催期間は、募集が2008年8月15日から9月30日、一次選考結果発表が2008年10月31日、プランメンタリング期間が2008年11月7日~12月19日、最終選考会・表彰式が2009年1月となっている。

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