このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • StumbleUponに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • Facebookでシェア
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • お気に入りに登録
  • 本文印刷

DRMのない音楽配信

2008年08月24日 15時00分更新

文● 塩澤一洋 イラスト●たかぎ*のぶこ



 とすると、家の中の限られたプレーヤーやコンピューターでしか再生できない音楽より、いつも身近に暮らせる音楽のほうがいい。人々が好きな機器で快適に再生できれば、その音楽に愛着がわき、友達にも簡単に聴かせて勧められる。そのためには融通の利かないDRMなんてないほうがいい。販売経路も、「聴きたい」と思った瞬間すぐに買ってもらえるオンライン販売がいい。

 DRMは、オンライン販売という大海原で初めて子供を泳がせる親(レコード会社)の不安を払拭するための「浮き輪」だったのだ。でもひとたび海で泳いでみたら、プールと変わらないとわかり、浮き輪を外したくなった。そればかりかそこには広大な世界(=市場)が広がっていた。閉じ込めるのは損だと気づいたのだ。

 こうして閉じ込められていた音楽を解放したのがPlusである。媒体から解き放ち、DRMという「閉じ込め」の呪縛も解いた。真の音楽配信の始まりだ。それは音質向上への序章。媒体の容量や対応プレーヤーの普及という制約からも解放された今、CDを超え、より原音に迫る音質の楽曲を販売する可能性が開かれたのだ。


筆者紹介─塩澤一洋


著者近影

「難しいことをやさしくするのが学者の役目、それを面白くするのが教師の役目」がモットーの成蹊大学法学部教授。専門は民法や著作権法などの法律学。表現を追求する過程でMacと出会い、六法全書とともに欠かせぬツールに。2年間、アップルのお膝元であるシリコンバレーに滞在。アップルを生で感じた経験などを生かして、現在の「大公開時代」を説く。



(MacPeople 2007年8月号より転載)


■関連サイト

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

Apple Store オススメ製品

ASCII.jp RSS2.0 配信中

iPhone&touchユーザーのためのASCII.jpはこちら

Apple Storeの掘り出しモノ

 最終更新日 2012年02月29日15時30分

*特価品は数に限りがあります
 Apple Storeガイドはこちら

MacPeople-2012-06

  • 6月号の特集記事
  • 特集1 マックの新常識
  • 特集2 デザインに見るAppleの歴史
  • 特集3 マックでリモート研究所
  • 特集4 やみつきゲームアプリ10選
  • 特集5 魅惑の「Adobe CS6」マジック!!
  • 特別付録小冊子1 iPhone PEOPLE 2012年6月号
  • 表紙インタビュー 栗山千明(女優)
  • より詳しい情報はこちら >>