シャッターを斬る! 絞り優先で邪魔な野郎ドモをぼかせ!
第3回目は、絞りを活用した背景のぼかし方だ。
ポートレートモードで撮影した場合、ファインダーの中で変化が起っているにに気づいただろうか?
たいてい装着しているレンズの絞りを開放まで開けるのだ。つまりポートレートモードは、ちょっと賢い絞り優先モードとして機能する。
これまでにも登場した写真だが、次の写真を見て欲しい。
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| どちらも30mmで絞りを4.5まで開けた写真 | ||
ここで注目するのは、背景のボケ方だ。人物とカメラの距離は1.5~2mほど。さすがに人物の足元のタイルは、結構ピントが着ているが奥に行くほどボケているのが分かるだろう。
つまり人物から3mもはなれたところにいる別の人や背景は、絞りを開放まで開くとかなりぼかすことが可能だ。
もしストロボを発光させずに人物を撮影するなら、絞り優先モードにして絞りを開放まで開いて撮影するといいだろう。ピーカンの青空の下であれば、シャッタースピードも1/500秒ぐらいまで高速になるので手ブレの心配もない。
またもし人物とカメラの距離が稼げるようなら、少し望遠気味で撮影すると、ボケ具合が格段にアップする。
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| この写真は28mmの広角で撮影したもの。左は絞りを11まで絞ったもの、右は絞りを5.6まで開けた写真 | ||
指先のツメや背景のレインボーブリッジのボケ方に違いがあるが、広角で撮影するピントが深くなる。そこで人物から少し離れて望遠で狙ってみたのが次の写真だ。
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| 絞りは4まで開き、80mmのズームで撮影 |
80mmのズームで撮影すると、レンボーブリッジがそこにあるのかすら分からないほどボケる。手前の手もかなりボケているのが分かるだろう。
ただ80mmで全身を捉えるには、相当人物との距離を置かないといけないため、狭い会場でこのテクニックが使えるのはバストアップが限界だ。
またこんなポージングは、絞りを開け気味にするといい。
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| ヨシヨシポージングでレンズをなでてもらっている |
手は何かさすってる感じさえのこればいいので、絞りを開け人物にピントを合わせると、いい感じに手がボケる。この構図で絞りを10以上に絞ってしまうと、手間でクッキリ見えてメインが分かりづらくなってしまうのだ。
さらに次のようなポージングでもボケ効果は有効。
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| 18mmの超広角でもレンズの数センチ前でハートを作ってもらえば、かなりボケる。なお絞りは5.6 |
もしハート型をもっとはっきり写したい場合は、さらに超広角の11mmにしてやりると、次のようにはっきり写る。
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| 11mmの超広角にして、ハートを少し人物寄りで作ってもらった。絞りは先と同じ5.6 |
写真の魅力のひとつは、絞りとボケ具合にあるといってもいいだろう。絞り開放から16辺りの範囲で、いろいろ試して効果を見てみると面白い。
いよいよワンフェスが迫っているが、今回の「カット#03 レイヤーさんにモテるデジタル一眼撮影の基礎」はいかがだっただろうか。次回はより実践的な内容の「カット#04 キャッチを入れてレイヤー嬢のハートをキャッチ!」をお送りする。






















