APS-Cの標準は35mm! 18mm程度の超広角を配備セヨ!
レンズの焦点距離で注意しなければならない、重要なポイントがある! それは先日の「カット#01 レイヤーさんは黒くて大きいのがお好き♪」でも少し紹介した撮像素子のサイズだ。
デジタル一眼レフの撮像素子のサイズには、フィルムと同じ35mmサイズと、一回り小さなAPS-Cサイズがある。しかし、レンズの焦点距離は、35mmサイズが基本になっている。
そのため同じ焦点距離のレンズを、35mmサイズのデジカメで撮影した場合と、APS-C サイズのデジカメで撮影した場合では、こんなに撮影できる範囲が異なるのだ。
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| 左は35mmサイズのデジカメで撮影した場合、右はAPS-Cサイズで撮影した場合 | ||
レンズはまったく同じもの、焦点距離もまったく同じ、カメラの位置もまったく同じだ。それなのに、APS-Cサイズで撮影するとレイヤーさんが大きく写ってしまうのだ。
その理由がコレだ!
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| レンズは35mmサイズにあわせた焦点距離の表示となっているため、APS-Cサイズで撮影すると縁の部分が削られ、ちょうど拡大したような状態で写ってしまう |
先に“50mmのレンズが人間の視野角と同じ”と説明したが、それは35mm 撮像素子機の場合。APS-C 撮像素子機で撮影すると、ほぼ1.5倍の75mmのレンスレンズで撮影したのと同じになるのだ。この倍率は、カメラによっては1.6倍であったりするので、詳しくはマニュアルを熟読して欲しい。
APS-Cサイズで人間の視野角とほぼ同じになるのは35mmレンズ!
35mm×1.5で52.5mmとなり、ほぼ50mmレンズで撮影した構図と同じになる。したがってAPS-Cサイズの場合、強制的に1.5倍ズームされてしまうことを考慮に入れると、10mm後半からスタートするズームレンズがベストだ。18mmからスタートするレンズであれば、接近戦でかなり優位に立てることだろう。だだ、こんなポージングになると結構辛い戦いになるかも知れない。
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| 写真では脚を切ってしまっているが、手を伸ばした立ちポーズの全身は超広角じゃないと苦戦を強いられる! しかも規定の30cm以内の杖などを持った状態だと35mmレンズじゃ太刀打ちできない! |
このような場合は、10mm前半からスタートするズームレンズになるが、さすがにボディとセットになっているレンズで、ここまでカバーするものは少ない。別売の超広角レンズを手に入れるほかないだろう。
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| 11mmの超広角レンズ(APS-C機)だと、レイヤーさんから1m離れただけで全身をファインダーに収められる。ついたての三角部分がちょうど1m |
広角であればあるほどいいか?というと、そこにもまた問題が……。あまりにも広角にしてしまうと、写真の中央から四方に向けて大きく歪んでしまう。10mm後半でもファインダーの端に歪みが出はじめるが、10mm前半となると歪まないのはファインダー中央部ぐらい。顔がファインダーの端に来てしまうような構図だと、顔が歪んでしまうのだ。
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| 広角にするほど歪みが生じ、四角いタイルが樽型に変型しているのが分かる。左から50mm、28mm、16mm | ||||
歪みを演出と見るかどうかは、見る側の問題だが、さすがにレイヤーさんの顔を歪めてしまうのは失礼かと……(笑)
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