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LeopardでDTP! OKIのA3カラープリンター

2008年07月17日 17時06分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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A3ノビ対応のカラーLEDプリンター

沖データは、A3ノビ対応のカラーLEDプリンターを4機種発売する

 この1年、DTP業界では、有名ソフトのメジャーアップデートが行なわれてきた。

 昨年6月には、PhotoshopやIllustratorなど、アドビのクリエイティブ関連ツールが「CS 3」として一斉に登場。次いで10月、Mac OS Xの最新バージョンとなるMac OS X 10.5「Leopard」が市場に投入された。そして今年の7月31日、Leopard対応のレイアウトソフト「QuarkXPress 8」が発売される。

 そうしたソフトの進化に歩調を合わせるように、沖データはA3ノビ対応のカラーLEDプリンターを4機種、8月上旬より発売する。同社のクリエイティブ市場向けプリンターとしては約3年ぶりのリリースとなる新製品で、いずれもLeopard対応をうたっているのが特徴だ。

 上位機となる「MICROLINE Pro 930PS」シリーズは、印刷解像度が1200dpiで、最大印刷速度がカラーが36ページ/秒、モノクロが40ページ/秒。価格は「MICROLINE Pro 930PS-S」が78万5400円、両面印刷ユニットが付属する「MICROLINE Pro 930PS-X」が104万7900円。

 普及機となる「MICROLINE 910PS」シリーズは、印刷解像度が600dpiで、最大印刷速度がカラーが36ページ/秒、モノクロが40ページ/秒。価格は「MICROLINE 910PS」が41万7900円、両面印刷ユニットが付属する「MICROLINE 910PS-D」が43万8900円。

MICROLINE Pro 930PS

「MICROLINE Pro 930PS」シリーズ

MICROLINE 910PS

「MICROLINE 910PS」シリーズ

新トナーの採用

4機種とも、粒が従来より細かいトナー「マイクロファインHDトナー」を新たに採用。本体機構も改善し、気温や湿度といった条件が変わっても同じ品質の印刷を実現するという

Fiery System8

930PSシリーズには、EFI社製のコントローラー「Fiery System8」を搭載し、大容量データの出力時間を短縮したり、精度の高い印刷シミュレーションを行なえるそうだ

 なお、沖データは、ビジネス向けA4プリンター「C710dn」も8月上旬に発売する。こちらは標準トレーで530枚の給紙が可能なのが特徴だ。出力解像度は600dpiで、最大印刷速度はカラーが30ページ/秒、モノクロが32ページ/秒、価格は20万7900円。

C710dn

「C710dn」


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