このページの本文へ

2008年07月18日更新

インダストリアルデザイナーという仕事

カシオG'zOneのデザインが変わったワケ

文●大城祐

どのようにインダストリアルデザイナーになれたのか

 先述のとおり、これまで注目される製品に関わり、情熱的に仕事をしてきた杉岡さん。インダストリアルデザイナーという職業にどのように就いたのか、その経緯を最後に聞いてみた。

G'zOne W62CA

「原点は中学生時代です。当時、ソニーのミニコンポなどオーディオにはまっていて、『いつか自分でデザインした機器を自分で使ってみたい』と思っていました」

 その後の進路は、武蔵野美術大学を選択し、卒業後カシオ計算機に入社。

「中学時代からインダストリアルデザイナーという職業を意識していた点では僕は変わり者だったと思います。オーディオ以外に時計も好きでしたから、いろんなコンシューマー商品に関わることができるカシオ計算機に入社できたのはよかったと思います」

 配属されたのはデザインセンターだった。ここにはいつくかの部署がある。最初の仕事は子供向けのミニキーボードなどと呼ばれる、電子楽器のデザインだった。49鍵の小さなものから手がけ、やがて61鍵の大きな製品のデザインを任されるようになった。

「電子楽器のデザインは6年ほどやりました。その後、PDAやポケットPCのデザイン、携帯電話は2004年から手がけ始め、今回で8作目になりました。関わった製品の分野はいろいろですが、僕は入社以来、ずっとプロダクトデザインの道を歩いてきていることになります。自分がデザインしたものを使っている人を街中で見かけると、嬉しい気持ちになるのと同時に『何が気に入ったのかな』と気になるのは、今も昔も変りませんね」

前のページへ戻る 1 2 3 4

■関連記事

  • ケータイ市場は飽和状態ではありません

    ケータイ業界・後編

    ケータイ市場は飽和状態ではありません

    前編では、ケータイキャリアの主力であるソフトバンクモバイル(株)、KDDI(株)、(株)NTTドコモなど各キャリアの戦略動向を紹介した。今回はケータイ次期OSや端末メーカーの取り組みについてを見ながら、...


  • NEC、カシオ、日立が携帯電話事業を統合 再び世界へ

    NEC、カシオ、日立が携帯電話事業を統合 再び世界へ

    NEC、カシオ計算機、日立製作所の3社は、NECの携帯電話端末事業とカシオ日立モバイルコミュニケーションズ(CHMC)を統合し、合弁による新会社「NECカシオ モバイルコミュニケーションズ」を2010年4月を目...


キャリア連載バックナンバー
キャリア・ピックアップ

記事一覧へ >>

採用を勝ち取る転職必勝マニュアルバナー

おすすめ連載

組み込み系エンジニア特集

今さら聞けないIT英語

エンジニアライフ

資格試験対策

プロマネ・スキル

ビジネススキル

独立起業事例集

キャリア・コーナー紹介