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理想(?)のオトナが選ぶ週末ハイエンドモデル

デカさこそ正義!究極のAVノートはコレだ!!

2008年08月13日 15時00分更新

文● 財布の中身がキッズな盛田/トレンド編集部

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ビデオカメラでたっぷり撮ってきたお宝映像をウマ~く編集したい!



自分が納得のいく映像を撮影するには往年のモノクロ映画に出てくるスパイ並みの心がけが必要だ。いい感じの心霊ビデオを撮るには深夜の出版社なんてうってつけ!(素晴らしい趣味については後述)

フォーマットって何の話?

 ビデオカメラと言えばお宝映像だ。誰が何と言おうとそうなのだ。「お宝」が何を意味するかは人によりけりだろうけど、ともあれそのオンリーワンな映像は自分だけのもの。でもその映像をHDDなりメディアなりに残すとき、メニューだけ付けてそのまんま~ってことではあまりに味気ない。やっぱり欲しいのは映像編集機能だ。

 たとえば筆者みたいに、お気に入りの心霊ビデオだけを集めたダイジェストDVDを作りたいという素晴らしい趣味を持っているユーザーにとっては、フルHD高画質+映像編集機能の2点がそろっていなければまるで意味がないのである。

 さて、そこで気になるのはAVCHD形式とか書いてある「映像フォーマット」のこと。これはハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための統一規格(フォーマット)のことだ。従来の規格であるHDV形式と違い、メモリーカードやHDDまたはDVDなど、様々な種類のメディアに書き込めるのがメリットだ。

AVCHDはソニーと松下電器産業が共通で策定した映像規格。DVDにハイビジョン画質で書き込みできる「AVCREC」とはまた別なので混同しないように注意

 ただし当然のことだが、同形式に対応した製品でなければ、録画した動画を読み込むこともできず、編集だってできない。編集ソフトで言えばコーレルの「Ulead VideoStudio 12」(詳しくはこちら)やNeroの「Nero 8」などが対応している。購入時にはビデオカメラの採用している録画形式との互換性をよーくチェックしておこう。

★編集部イチオシのハイビジョンビデオカメラはこれだっ!


キヤノン「iVIS HF11」

キヤノン「iVIS HF11」。8月下旬発売予定。予想実売価格は14万円前後

 フルハイビジョンビデオカメラ「iVIS HF11」は、とことん「画質」にこだわった逸品だ。上記のAVCHD形式に対応しており、記録媒体にはメモリーカードを使用する。HDVより解像度が高くても、ビットレートが約1/2のAVCHDは一般的に画質は劣ると言われていた。

 この1台はそのマイナスイメージをガラッと変えている。MPEG-4 AVCの圧縮エンジンを刷新することで、24Mbpsでの圧縮を可能にし、ノイズを低減することに成功しているのだ。しかも、24Mbpsはパソコンでだけ再生できる。落としたはずみにデータが消えてしまいそうでちょっと怖いHDD搭載モデルと比べ、軽くて普段使いに便利なHF11は抜群のオススメだ。詳しくは下記のレビューを参考にしてほしい。


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