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会議中にアナタの携帯に電話をかけてくれる

つまらん会議よサラバ! 会議脱出支援ソフト

2008年07月04日 16時00分更新

文● 桑本美鈴

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 何らかの組織に属していると、「会議」への出席はノルマのひとつ。もちろん関係者同士で話し合いや相談の場を設けることは、物事を円滑に進める上で必要不可欠なことですが、自分自身がものすごーく忙しい時にも否応なしに会議の時間がやってくるのは正直困りもの。ああ、この1時間があれば、仕事がひとつ片付くのに~。

 会議中、内心イライラしていると、天の助けとばかりに携帯電話が鳴ります。仕事中に鳴る緊急電話は大抵ロクなものではありませんが、会議のときだけは別。これで堂々と会議室から抜け出して自分の仕事に没頭できますね。

会議

「Escape from the KAIGI」クライアントソフト画面。登録した電話番号とパスワードを入力すれば、退屈な会議とサヨナラできるかも?

 そんな不毛な会議から退席するためのお助け電話をかけてくれる支援サービスが、シーリスの「Escape from the KAIGI」(会議)です。無償提供されている専用クライアントソフトを手元のパソコンで実行すると、約3分後にあらかじめ登録しておいた電話番号に電話をかけてくれるというものです。対応OSはWindows Vista/XP/2000で、.NET Framework 2.0以上が必要です。登録・利用料金は無料

会議

頻繁に使うのはどうかと思うが、どうしても外せない用事がある、仕事の期限が迫っている、といったココ一番のときに使いたい

 まずはかけたい電話番号や連絡用メールアドレス、パスワードを同社のサービスに登録します。その際、電話番号そのものではなく、電話番号から計算した値をID(ハッシュ値)としてサーバー登録するとのこと。登録後、しばらくすると確認メールが送信されるので、メールに記載されている電話番号に、先ほど登録した電話番号の電話機から電話をかけましょう。電話がつながったら音声ガイダンスに従って電話を操作し、「確認処理を完了しました」という主旨のアナウンスが流れたら準備完了です。このように、電話登録準備に少々手間がかかるので、登録する電話番号はご自身の携帯電話など手元にある電話機にされるのがよろしいかと思います。

 準備が終われば、あとは電話をかけたい時にソフトを実行して、登録済み電話番号(ID)とパスワードを入力すればOK。約3分後に電話がかかってくるでしょうから、あとは持ち前の演技力を発揮して、顧客からの緊急電話のふりをしながら会議室を後にしてください。演技に自信のないかたは、このようなサービスを使わず最初から素直に会議へ出席したほうが身のためです。また、同ソフトの利用回数は1つの電話番号につき月10回までという制限がありますので、乱用は控えましょう。なお同サービスやソフトを利用していることが関係者にバレた場合の対処については自分で考えてくださいね。ではグッドラック


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