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ケータイで脱メタボ!Sportioを走って試す

2008年07月10日 19時09分更新

文● memn0ck

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「Sportio」 au/東芝製 新規契約時実売価格 5万400円前後(シンプルコース一括払い)

 auがこの夏力を入れているのが、ケータイとパソコンを利用したスポーツ支援サービスの「au Smart Sports Run&Walk」(以下Run&Walk)。新機能が追加され、夏モデルの全機種がサービス対応となった。中でも東芝製の「Sportio」は、Run&Walkに特化したモデル。今回は、このSportioと進化したRun&Walkの使い勝手を実際に走って試してみる。



コンパクトでトレーニング時にも邪魔にならない


 Sportioはスポーツ中に使いやすいデザインを意識したというだけあって、形状はやや横幅のあるストレート型。サイズは幅52×奥行き93×厚さ13.7mm、重量が86gと、最近の携帯電話としてはかなりコンパクトで、ランニング中でも身に着けやすいのが嬉しい。

 ボディカラーは、写真にあるイン-レッドのほか、デイ-オレンジ、エクス-ブラック、レイ-ホワイト、メイ-グリーンの4色が用意されている。ブラックのみマットな質感となっており、ほかの色はややメタリック感のあるつや出し塗装だ。この塗装の影響からか、多少、ボタンの押し心地がブラックのみ違う印象を受けた。

正面

Sportioの正面写真。ディスプレーは約2.2インチ。QVGA(240×320ドット)表示可能なクリアスクリーンTFT液晶だ。ボタンの配置が独特なのが分かる。トレンドであるおサイフケータイやワンセグには非対応

 まず気になるのは、特殊なキーレイアウト。十字キーやソフトキーなどがある「カーソルボタンエリア」と数字キーなどがある「ダイヤルボタンエリア」は、通常縦に並んでいるが、Sportioではカーソルボタンエリアが左側、ダイヤルボタンエリアが右側と横に並んでいる。端末を起動すると、このキーレイアウトの説明が表示されるなど、レイアウトが特殊であることの告知はよく行なわれている。

 実際に操作してみると、意外と違和感なく操作できる印象を受けた。ただし、ソフトキーの操作時には少々戸惑う。左ソフトキーは左端の「アドレス帳キー」、右ソフトキーは左から2番目の「アプリキー」が対応するのだが、右ソフトキーを押す場合、直感的にどうしても右端にある「終話キー」を押してしまいがちだ。使い続ければ、慣れるかもしれないが、上段の5つのキー配列はちょっと悩ましい。

手で持ってみたところ。幅が52mmと若干広く、ダイヤルキー部分の長さが短い。がっちりと握るというよりは、軽く挟んで操作するイメージ。もしくは、両手持ちしてしまってもいいかもしれない

 また、サイズがコンパクトなので、キーのひとつひとつがまるでBlackberryのような小粒ボタンになっている。指の太い人や爪の長い人などはかなり押しにくいと思われる。

背面

裏面には、有効196万画素CMOSカメラや接写切替スイッチ、赤外線端子、モノラルスピーカー、バッテリカバーが搭載されている。microSDカードスロットがバッテリカバーの中にあるのは、よく抜き差しする人には面倒だろう

左側面

左側面に外部接続端子やスライド式ロックスイッチが搭載されている。Bluetoothに対応しているので、ワイヤレスヘッドフォンを使って音楽を楽しむことも可能だ

右側面

右側面に平型イヤホン端子やSS(SmartSports)キー、マルチキーが搭載されている。さすがに、au Smart Sportsにフィーチャーしたモデルだけあって一発起動する専用キーがあるのは特徴的だ

サイズ比較1

Sportioを名刺と比較してみた。名刺の一回り大きいくらいというのは、そのコンパクト感が想像しやすいかもしれない

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