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「Pocket Mapple Digital」編

育つPDA! Mio DigiWalker P560でWindows Mobileソフトを使いこなす

2008年07月14日 18時43分更新

文● 垣内吾郎

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文● 垣内吾郎

WindowsMobileならではの魅力に迫る!

 これまでMioシリーズを中心にいろいろなPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)を使ってきた僕だが、やはり普段持ち歩くには便利だなぁと実感しているのがWindows Mobile6.0ベースのMio DigiWalker P560だ。

Mio DigiWalker

 日常的に持ち歩く道具は、できるだけコンパクトに収めたい。誰もが考えることなのだが、携帯電話はもちろんのこと、デジタルオーディオプレイヤーやノートPCなどなど、持ち歩きたいツールは沢山ある。これに加えてPNDとなると、結構かさばってしまうのだよね。

 その点、Mio DigiWalker P560なら、PNDとしての機能はもちろんのこと、デジタルメディアプレイヤーとしてオーディオやフォト&ムービーも楽しめる。無線LANやブルートゥースにも対応しているから、WEBの閲覧やメールチェックだってお手の物だ。

 そして何より、Windows Mobile用に様々なソフトウエアが開発され公開されているから、気になるソフトウェアをインストールして、自分の使いやすいPNDに育てていけるのが素晴らしい。

 たとえば、Googleマップのモバイル版である「モバイルGoogleマップ」をインストールすれば、普段のPCで見慣れた航空写真モードでのマップ閲覧が可能になる。GPS機能にも対応しているから、「現在地の検出」で今いる場所の表示も可能になる。 また、週間天気予報を高速に表示する「週間天気予報ブラウザ」を使えば、日本国内だけでなく、世界各国の週間天気予報を高速で閲覧できる。

 様々なソフトをインストールすることで、機能が拡張できる魅力は、他のPNDには無い大きな魅力と言えるだろう。

 今回は、別売りのパソコン用地図アプリケーション「Super Mapple Digital」に同梱されているWindows Mobile版の地図アプリケーション「Pocket Mapple Digital」をインストールして、その使い勝手の良さをご紹介しよう。

Mio DigiWalker Mio DigiWalker
Mio DigiWalker Mio DigiWalker

 このソフト、右サイドの縮尺ツールバーにより縮尺の変更をしたり、GPSと連動させることももちろん可能。地名、駅名による検索機能も登載されているため、目的地の検索も簡単にできる。モバイルツール用のオンラインでの地図サービスも複数あるが、いちいち地図データをダウンロードする手間がない分、高速に地図表示が可能なのも魅力的だ。

 インストールには、パソコンとP560をUSBケーブルで接続して地図アプリケーションと地図データを転送するだけ。作業そのものはとても簡単で、「Super Mapple Digital」の指示に従っていくだけで、使用可能になる。

Mio DigiWalker Mio DigiWalker
Pocket Mapple Digitalをインストールする手順は簡単。3ステップで終了するあとは、インストールが終わるのを待つだけだ

 地図データは、今回インストールした東京・神奈川のマップで107MBとそれなりのサイズ。大容量なメモリーカードを用意すれば、全国のマップデータも軽々収納できる。大容量のメモリーカードも安くなってきているだけに2GBあれば、活用範囲はグッと広がる。

 まず、パソコンに「Super Mapple Digital」をインストール。P560とパソコンをUSBケーブルで接続したら、P560に「PocketMappleD.ARM.cab」と「PMD.住所lDB.CAB」、「PMD.鉄道駅lDB.CAB」を転送する。Windowsスタートメニューの「(すべての)プログラム」→「昭文社Super Mapple Digital V8」→「Pocket Mapple Digitalインストール」を選択するだけと簡単だ(「Super Mapple Digital」のHELPに解説されているが、ただコピーするだけでもOK)。

 「Super Mapple Digital」のメニューボタンから、PDAを押す。 後はウィザードで表示される手順に従って、必要なマップデータを選択して転送するだけだ。

 インストール終了後、「Pocket Mapple Digital」を起動すると、自動的にマップは読み込まれる。

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