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ゴリッとした質感! 野性味を持ったナイスガイ

GETAC PS535E それは男のPDA

2008年07月14日 18時39分更新

文● 吉川大郎/アスキーネタ帳編集部

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文● 吉川大郎/アスキーネタ帳編集部

徹底的にラバーの鎧に覆われたボディ

 ここでは、GETAC PS535Eの最大の特徴であるボディとその性能を、写真とともにじっくり見ていこう。実際に屋外で泥まみれになって使うシチュエーションが、読者にどれほど発生するのかは分からない。しかしながら、そうした状況に耐えられるという裏付けが、無骨な美しさ=道具本来の美しさを生み出すのだ。

PS535Eの前面 前面には、反射・ぎらつき防止加工が施された3.5インチQVGAのタッチスクリーンのほか、4種類のボタンと、カーソルなどを動かすスティックが用意されている。サイズは、縦144.25mm、横82.22mm。他のPDAと比べたら当然大きいが、堅牢性重視のPDAとしては最小サイズだ
GPS拡張アンテナコネクタ
用意されたボタンは、電源のほか、Windowsキー、住所録キー、そして野外で素早く位置を確認可能なように、GPSボタンとなっている。中央カーソルキーは押し込めばEnterの役割を果たす
PS535E側面 側面
向かって左側面(写真左)と右側面(写真右)。シンプルで無駄なでっぱりがない姿は、GETAC PS535Eのポリシーをよく表している。左側面の大きいカバーがSD/MMCカードスロット、小さいほうがヘッドホンコネクタ。いずれもラバーのカバーで覆われて、塵と水滴の侵入を防ぐ。本機の厚さは、29.3mm、重量は300mgだ
PS535Eの側面詳細 SD/MMCカードスロットのカバーは、ラバーになっているうえネジ止め式。これは、メディアの脱落を防ぐためだ。2GBまでのSDカードに対応する
PS535E天面 底面
天面(写真左)と底面(写真右)。ラバーで覆われているのがわかる。こうしたラバーは、落とした際のショックを吸収するだけでなく、手に持った際の滑り止めにもなる
PS535Eのラバー詳細 本体左上角のラバー部を拡大してみた。「本体保護」、「滑り止め」という機能に裏打ちされた、鈍い光沢が美しい
PS535Eの背面 背面。スピーカのほか、オプションのGPS拡張アンテナのためのコネクタも用意されている。
GPS拡張アンテナコネクタ
GPS拡張アンテナ用コネクタのカバーを“剥く”。普段は水も漏らさぬようしっかり閉じられている
PS535Eのバッテリ残量表示 携帯電話のバッテリ残量表示は温度によって目盛りが増減してしまうなど、単なる目安に過ぎない。しかし厳しい自然に対峙していくPS535Eの場合は温度による変化はなく、常に正確なバッテリ残量表示が行われる。充電時間は、2時間で80%、3.5時間で100%だ

 なお、GETAC PS535Eには、純正のアクセサリとして、Bluetooth接続のバーコードリーダ、無線接続のRFIDリーダ、車載キット、充電器、外付けGPSアンテナ、BluetoothGPRS変換ボックスなどが用意されている。

 次ページでは、GETAC PS535Eが実際に野外で使われている写真を紹介するが、その前にメーカーのデモムービーで、本機の性能をおさらいしよう。

次ページ「まさに“現場”でこそ輝くナイスガイPDA」に続く

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