2008年07月02日更新
Ruby会議レポート
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最首氏は、最近のRubyの現状について、10年前のJavaの状況に似た所があると指摘している。やはりJavaも最初は、否定されることが多かったが、ユーザが増えるにしたがって、急激にJavaの側に「パタンと倒れた」という。昨今、Rubyを使うことができる開発者が増えてきた。Rubyに対するこうした障壁は、ここ数年でかなり埋まってきたと言えるのだ。
しかし一方、まつもと氏によれば去年までは、「Rubyが分かる」ということは、技術的に安心できる開発者だったが、今年は「Rubyが分かる」と言われてももう信用ができない状態になっていると言及。というのは、これまでは、Rubyを知っているのは、技術的な感性が鋭かったり、新しいことを積極的に取り入れる技術者だったが、Rubyが「普通の言語」になり、あちこちで話題になったことで、「単に知っている」技術者が増えたからだ。
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こうした状況に対して最首氏は、Ruby会議に参加しているような開発者は、「チャンス」だという。Rubyの使える技術者は、まだまだ不足しており、誰もが「技術者が足りない」と感じているという。まつもと氏も、「海外での求人を見てもRuby On Railsの技術者に高額な年収を出しているものがある」と言い、こういうものを生かすべきだとした。
Rubyに限らず、さまざまな技術の中には、急速に広まっていくものがある。こういう時期には、両氏が語るように「チャンス」がある。たとえば、技術者が不足しているのなら、有利な転職のチャンスであり、新しい仕事にチャレンジできるチャンスとなる。しかし、それを知ってからスタートしたのでは、ちょっと遅い。ほかのみんなもスタートするからだ。やはり普段から、さまざまな技術に対して目を光らせておく必要があるのではないか。