このページの本文へ

風と太陽で発電するエコロジーな大型充電器

野外フェスの強い味方! タワー型ケータイ充電テント

2008年06月29日 08時00分更新

文● 齋藤あきこ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
リチャージ

ででーんとそびえるリチャージ・ポッド

 気がつくとなくなっているモノ──それは家族の信頼とケータイの電池。しかも肝心なときになくなっちゃうんですよね。特に最近のケータイはワンセグや写真、動画の撮影にも使えるので気付くと電池1個! もう動画取れないよ! みたいな事態になりがち。

 これからナツになって、日本でも大人気のロックフェスに行かれる方も多いと思います。もちろん私も行きますが、コンビニもない山奥で充電が切れたらどうしようと思うと不安で夜も眠れません……。そんな同じ悩みを抱えている(ハズの)同志たちに朗報です。先日発表された、ダンスで携帯電池をチャージする「オレンジ・ダンス・チャージ」を開発した携帯電話会社OrangeGotwind社が、エコでオシャレなケータイ充電テントをロック・フェスに投入するのです(ただし海外のお話)。

リチャージ

ヤバイ! 大好きなアーティストのライブ前なのに充電が! というときの駆け込み寺

 これは風力&太陽発電でケータイをチャージするテント「リチャージ・ポッド」。6月27日から行なわれたイギリスの老舗ロック・フェス「グラストンベリー・フェスティバル」(世界最大の音楽フェス)で初お目見えします。7メートルの高さを持ち、上部についているプロペラで風力発電、ソーラーパネルで太陽発電を行なう。テントの内部には、100台のケータイを収納できるタワー型の充電ステーションを完備。100台すべてを1時間で充電できるんだって。もちろんケータイは小さなボックスに入れてロックできるのでご安心を。

日中は太陽の光を思う存分取り込んで、夜は神秘的にライトアップされます。最近はオールナイトのフェスもあるから、リチャージ・ポッドが休まるヒマがありませんね

 「グラストンベリー・フェスティバル」は大変人気があって毎年動員がスゴいフェス。ただし会場が農場なので、雨が降ると地面がぬかるんでドロドロになることでも知られている。今年は雨にご遠慮願って、ケータイチャージのための強風を祈るとしよう


カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン