2008年06月26日更新
ファーストフード業界・後編
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前編では、メガ食品がブームになった背景を、経済アナリストである森永卓郎氏に聞いた。今回は、外食産業のM&Aやポスト・メガ食品などについて引き続き分析していく。
ファストフード各社がしのぎを削る領域は、何もメガ食品のメニュー開発だけではない。現在、ファストフードをはじめとした外食・中食産業界では、いくつもの企業がM&Aや包括的な業務提携などを繰り返しながら拡大を続けている。
特に、すき屋を擁する(株)ゼンショーは2007年3月だけでも、ファミリーレストランの(株)サンデーサン、回転寿司1位のカッパ・クリエイト(株)、同2位の(株)あきんどスシローを傘下に収めるなど活発だ。このように企業が積極的に拡大を進める理由は何か。再び森永氏に聞いた。
「外食産業が積極的にM&Aを行なっている背景には、労働力人口が減少に転ずる中で、単一の商売で売上を拡大していくことが企業として難しくなってきたことが考えられます」
「牛丼だけでなく、寿司やファミレスなど複数の分野にビジネスを広げていけば、売上を増やし続けることが可能です。また、原材料の調達に関しては、複数の分野で共同仕入れするといった規模の経済性(スケール・メリット)を生かすことも可能だと思います」
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