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Flash解析ソフト

レビュー:Motion Decompiler 2 for Mac

2008年07月02日 18時00分更新

文● こもりまさあき

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バックアップや元素材が見あたらない──そんな時こそFlash解析!


Netbbarrier X5 【SPEC】
開発/販売元●(株)AHS 価格●9800円(ダウンロード版)、1万4800円(パッケージ版)
http://www.ah-soft.com/

対応システム●Mac OS X 10.4以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G3以上またはインテルCPUを搭載するMac

【COMMENT】
シンプルなインターフェースや、Flash解析に特化した機能がいい。価格も手ごろで、特にウェブコンテンツ制作者へお勧めしたい。

 「Motion Decompiler 2 for Mac」は、ウェブページのアニメーションやインターフェースに採用されることの多いFlash(swfファイル)を解析し、画像やスクリプトなどを抽出するソフトだ。

 最新の「Adobe Flash CS3」で作成されたswfファイルや「ActionScript 3.0」の解析にも対応している。また、swfファイルの抽出機能を備えたFirefoxのアドオンを同社のウェブサイトから入手可能だ。

Motion Decompiler 2 for Mac
メインインターフェース。この画面ですべての機能を操作できるにもかかわらず、非常にシンプルな構造だ
Motion Decompiler 2 for Mac Firefox用のアドオン「SWF Catcher」をインストールした状態。ツールバーからFlashコンテンツを選択すると、即座にswfファイルを保存可能だ

 操作方法は非常に簡単。解析したいswfファイルを開いて内容を確認し、必要であればFlashで開けるflaファイルに変換できるほか、画像/音楽/スクリプトなどのリソースを抽出できる。この解析/抽出の機能は、ウェブサイトのコンテンツを制作するデザイナーにとっては、時として非常に助かるものである。例えば、パブリッシュしたswfファイルの元になるflaファイルが破損や紛失した場合だ。ファイル復元ソフトではないので、変換したflaファイルが完全なものである保証はないが、ActionScriptを多用している場合などは、もと通りにするために初めから記述する手間を考えれば大助かりだ。

 本ソフトの特徴のひとつに、抽出できるリソースの豊富さがある。swfファイル中に含まれているActionScriptはもちろん、シェイプや埋め込まれた各種イメージ、音声やビデオ、テキスト、フォントといったファイル中に含まれるものはほとんどといっても過言ではない。

Motion Decompiler 2 for Mac 特定のリソースを抽出する場合、右側にあるリソース欄で書き出すファイルのチェックボックスにチェックし、「リソースを抽出」ボタンをクリックするだけ
Motion Decompiler 2 for Mac
「リソースを抽出」ボタンをクリックしたあとに表示されるダイアログでは、抽出するリソースの保存形式を選択して「OK」をクリック。少ない操作で、目的のリソースを簡単に書き出せる

 制作時の「困った!!」という状況では、これを利用することで解決することも多いだろう。


(次ページに続く)

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