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激化する次世代燃料ウォーズを制するのは!? ― 最終回

水素×ロータリーエンジンの来し方行く末

2008年06月25日 13時00分更新

文● 真鍋裕行

水素の実用化までかなり近づいてきてはいるが……

 これまで、5回に渡って「激化する次世代燃料ウォーズを制するのは!?」と題して特集してきました。特に、次世代燃料といわれる水素をクローズアップしてきましたが、国産自動車メーカーのマツダ、水素燃料を精製している岩谷産業に話を聞いたところ、メーカーとしては、かなり現実的な段階まで研究・開発が進んでいるということがわかりました。

プレマシー

 実際にマツダは「ハイドロジェンRX-8」をリース販売し、海外への輸出も行なっています。そして、つい先日「プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」の国土交通大臣認定を取得し、今年中のリース販売を目標に動いています。しかし、国内のインフラはまだまだ整備されておらず、水素ステーションは全国にまだ11ヵ所しかありません。しかも、その数は減っているのです。そのため水素自動車のRX-8やプレマシーではバイフューエルやハイブリッドという、水素だけではなくガソリンや電気モーターでも走れる方式を採用せざるを得ない状況なのです。

スタンドハイドロ
水素インフラの早急な整備が求められている。岩谷産業では水素を生成するプラント「ハイドロエッジ」を完成させている(写真右)

 このように自動車燃料としての水素社会を現実のものとするためには、乗り越えなくてはいけない課題が多くあることが分かりました。

次のページへ続く

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