このページの本文へ

BDレコ購入指南 第4回

BDレコーダー本命決戦!第2ラウンド【再生編】

2008年07月04日 11時00分更新

文● 折原一也/AVライター

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リモコンで再生操作がしやすいのはどっち?


リモコンで再生操作がしやすいのはどっち?
ビギナー マニア
パナソニック BW700
ソニー L70

 録画した番組の再生する際は、民放の放送であればCMを早送りなどで飛ばしながら再生することが多い。オリンピックなら、長い競技を早送りで飛ばしたり、目的の選手を探すために早送りをする機会も増えるだろう。

 CM飛ばしなどの「スキップ再生」機能に優れるのはどちらか、機能はもちろんリモコン操作のしやすさもチェックしていこう。

ボタンが大きく、初心者は安心のBW700

 BW700は画面と連動した複雑な再生操作を持ってないため、シンプルにリモコン上だけで操作するのが基本となる。リモコンは大きめのボタンに日本語表記と、初心者の使用を強く意識したデザインだ。

BW700CM飛ばし1

BW700で録画した番組にチャプターなどは設定されない。再生は基本的にリモコン操作だ

BW700CM飛ばし2(BW700リモコンレイアウトの再生部分の拡大写真)

CM飛ばしは「30秒スキップ」を活用。それ以外のボタンも大きく、日本語表記で押しやすい

 最もよく使うCM飛ばしは「30秒スキップ」ボタンを3連打、5連打などと覚えておくといいだろう(日本のCMは30の倍数秒が基本となっている)。それから、たしかにリモコンのボタンは大きいが、停止と一時停止などの配置はやや押し間違えやすいかもしれない。

自動チャプターとボタン配置に優れるL70

 L70には、録画した時点で映像を解析し、CM前後などシーンの分かれ目に自動的にチャプターを設定してくれる「おまかせチャプター」機能がある。再生操作はこの機能と合わせて考えていこう。

L70CM飛ばし再生1

録画1で録画した番組は「おまかせチャプター」の働きでCM前後とシーンの切り替わり点を自動検出。CMに関してはほぼ完璧に検出。それ以外には番組次第でコーナーの変わり目など検出する

L70CM飛ばし再生2(L70リモコンレイアウトの再生部分の拡大写真)

CM飛ばしの操作は前出の「おまかせチャプター」があるため、「前」「次」と書かれたスキップボタンで次のチャプターに飛ばすのが最も簡単。それ以外は15秒飛ばしのフラッシュボタンを使って微調整すればいい

 かなり頻繁に使うCM飛ばしが、「おまかせチャプター」とスキップの合わせ技で完璧にこなせるのは非常に実用的。ボタンがやや小さいため初心者には分かりづらいかもしれないが、ボタン配置はとても合理的で、操作時にも間違いにくい。小さいながら押しやすいため、慣れてくると非常に扱いやすいものだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中