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遠藤諭の「発言予定 --> Tokyo IT News」 ― 第7回

Macユーザーが、iPhoneについて語らないこと

2008年06月21日 13時00分更新

文● 遠藤諭/アスキー総合研究所

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TOKYO MXで毎週毎週月曜17:55~放送中の「東京ITニュース」は、ASCII.jp協力のIT情報コーナーだ。この連載は、解説委員のアスキー総研所長・遠藤諭が、毎週番組の収録前に発言予定をリークしていく。

iPhone
非常に待ち遠しい日本語版iPhone。今回はそんなiPhoneに関する話


私に言わせれば「ダイナブック1/8」だ


 「東京ITニュース」2008年6月23日放送分(Youtube 6月20日アップロード)のテーマは、7月11日に国内発売が決まった新型iPhone。今回は、ゲストに家電ベンチャーCerevo(セレボ)の岩佐琢磨氏をゲストに迎えて、ちょっと切り口を変えたミニミニiPhone討論会。

 私のポイントは昨年1月にMacWorld Expoで感じたこととあんまし変わっていない。「アップルコンピュータの社名からコンピュータが取れて「アップル」になったからといって、コンピューターの時代が終わったのではない。コンシューマエレクトロニクスが、どんどんコンピューターになっている時代とも言えるからだ」(iPhoneは「携帯とPCを同次元にする」)――というものだ。

 1960年代の終わりにアラン・ケイという人が、未来のコンピュータの理想型ともいえるものを提唱した。それは、薄っぺらい板状のコンピュータで、手書きで絵とか書ける人間の情操に訴えるものだった(『アラン・ケイ』浜野保樹監修/鶴岡雄二訳、アスキー刊)。SDKが出ることになって、いよいよ、ダイナブックに近くなった(大きさが小さいから8分の1くらいか?)。

 もちろん、単純に、iPhoneはダイナブックに向かっているというのではもちろんない。Apps Storeで、ソフトをプロのもアマのもひっくるめて音楽を選ぶような感じで落として使うようになっている。これは、SalseforceやFacebookでソフトを選ぶいまどきのプラットフォームそのものだ。というよりも、Apexchangeが、アマゾンやiTunes StoreやeBayから連想されたものだ。

筆者は通信内蔵のPDAや、スマートフォンに目がない。シャープ製のNewton「MessagePad」から始まって、Visor Phone、iPAQ、米国ではトンガリすぎていまいちはやらなかったDANGERの「Sidekick」まで、ずらりと並べてみた。もちろんiPhoneも買うつもりだ。

 それより、どんなソフトがこれで走るかだろう。たぶん、ヨーロッパでは今年3000万台、北米でも1000万台売るというPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)なんかも近いし、モンハンで3ヵ月連続DSの売り上げを超えているPSPとも関係しそう。iPongみたいなのもインスピレーションを刺激させたりする。とりあえず、初っぱなに「SUDOKU」とか「チンチロリン」のソフトとかさっさと作ってあげると稼げるのでは?

※東京ITニュースは、YouTube内の「TOKYO MXブランドチャンネル」(関連リンク)に毎週末アップされます。

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