孫の写真やウェブカムからのライブ映像を、インターネットを介してパソコンで見る仲むつまじい老夫婦――そのような光景をCMなどで何度見たことか。
しかし、現実には60代以上のパソコン保有率は50%と低く、特に60代後半からは30%を切っている。理想には程遠い状態だ。
そこで、「らくらくホン」を展開する富士通が立ち上がった! 19日より受注を開始した「FMVらくらくパック」は、初心者シニア層に向けたパソコンだ。
見やすい、わかりやすい専用メニューを用意
ベースとなるのは同社夏モデルの液晶一体型デスクトップ「FMV-DESKPOWER EK/A50」「EK/A30」と、A4ノート「FMV-BIBLO NF/A70」の3機種。初期状態でアイコンサイズやフォントサイズを大きくし、さらにシンプルで分かりやすい専用のメニュー(ランチャーアプリ)も用意する。
専用メニューは「インターネット」「メール」「はがき作成」の機能にアクセスできるボタンを一番最初に表示する。これは同社がアンケートなどで集計した「やってみたい上位3項目」なのだという。
さらに、困ったときのQ&Aや日々のニュース、パソコンの使い方の学習などは専用のポータルサイトを用意し、専用メニューからダイレクトに表示できる。