モンハンは、でっかいモンスターを狩るだけにあらず!
「モンスターハンターの面白さは?」と聞かれたら、答えは簡単で「でっかいモンスターを狩猟する面白さです!」とキッパリと言い切れる。でも、実際には、言葉通りの単純なものでなく、ロジカルに面白さが入り組んだ結果としての「大型モンスター狩猟」なのだ。
面白さの1つとしてまず言えるのが、「武器とモンスターの関係の中にある面白さ」だ。MHP2ndGには、大剣やハンマーなど11種類もの武器が存在しており、それぞれは見た目だけでなく、使い心地感からモンスターとの立ち回りに至るまで大きく異なる。そのため、「使い慣れたから」、「好きだから」といって同じ武器を使い続けていると、ある時に行き詰まり感を味わうこともある。そんなときは自分が普段使っていない武器で狩猟に挑むと、モンスターの意外な弱点などにも気づき、意外とあっさりとクリアーできたりもするのだ。この不思議な感覚が面白い。
筆者(ライター2号)の場合、序盤から弓を中心に利用してクエストを展開していたが、村★5つで登場する飛竜種「ティガレックス」の登場と共に大きく挫折。ヒジを突き出したような突進が苦手で、避けてもつい当たってしまい、クエスト失敗することが非常に多かった。
あまりに失敗して心も折れそうになったため、愛情を注いでいた弓との一時的な別れを決心。そこで思いついたのが安定した防御を誇る「ガンランス」への転向だ。「モンスターの攻撃=避ける」から、「モンスターの攻撃=守る」へと発想を転換。これが功を奏し、数度のチャレンジの末になんとかティガレックスの狩猟に成功したのであった。
このように、武器とモンスターの関係は非常に絶妙なバランスで成り立っている。狩猟できない場合は武器を替え、立ち回りを変え、双方をまさぐるような感じで、攻略法を探し当てるのが非常におもしろいのだ!
部位破壊にこそ、ハンターのこだわりがあり!
また、「部位破壊」もモンスター狩猟の醍醐味だ。部位破壊とは、尻尾などある特定の場所にダメージを与え続けることで、モンスターの部位が破壊されること。尻尾を切り落とせば、リーチが長かった尻尾攻撃の範囲が短くなるなど、プレイヤーが有利になることもあれば、破壊されたことでモンスターが怒り出し、攻撃・スピードなどがアップすることもあるため、モンスターによっては一長一短だ。
しかし、モンスターの狩猟後に部位破壊によって報酬が追加されることもあるので、ハンターとしては狙わずには居られないのも事実。特に、尻尾の切断は部位破壊の代表格で、斬れた時の独特の気持ちよさは、一度味わうと病み付きになること必至! ちなみに尻尾以外の部位破壊報酬はクエストクリア後に通常報酬と一緒にもらえるぞ。
弓で狩猟生活をスタートし、ガンランスを平行して使うようになった筆者ですが、尻尾斬りの魅力にみせられ、いまでは太刀の使用頻度が急上昇中。まさに病み付き状態なのだ。
パッと見は同じフィールド、でも特徴は別!
また、クエストの場である「フィールド」も狩りをする上で重要となる。例えば、火山は留まるだけで体力を奪われる灼熱の環境のため、体を冷やす「クーラードリンク」が必須。このようにフィールドによって必要なアイテムのアイテムが変わってくるので、狩猟方法にも影響がでてくるのだ。
また、フィールドには昼夜や天候も存在する。砂漠の場合、昼には強烈な日差しの影響で火山と同様にクーラードリンクの飲まないと体力を奪われるが、夜は凍えるような寒さで、逆に「ホットドリンク」を飲まないとスタミナを奪われる。このように同じフィールドでも、また別の狩猟方法が必要になる。
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