ガソリン高騰が影響しているのか、最近は様々な次世代コンセプトカーが発表される。しかし、あくまでもコンセプトカーなので、発売されるかどうかわからないし、発売するとしてもかなり先の話になってしまうこともしばしば。しかし、なんと年内に次世代スポーツカーを発売するという男気溢れるメーカーがあった!
アメリカはテキサス州にある「ロン・モーター・カンパニー」(RMC)が開発した「スコーピオン」は、水素とガソリンで動くハイブリッドスポーツカー。ほかの水素自動車と決定的に違う部分は、なんと水素貯蔵タンクを必要としない点だ。RMCによると「水タンクからの電気分解によって、水素を必要なだけ生成する」とのこと。また、エンジンにホンダのV6、3.5リッターエンジン(VTEC)を採用している点も見逃せない。ターボを装着すれば450馬力以上のパワーを発揮するという。
このスコーピオン、なんと年内の販売を目指して動いており、すでに予約を受け付けている。なお、価格は$150,000(約1600万円)で、デポジットとして$50,000(約540万円)を先に支払う必要がある。初年度は200台しか生産しないようなので、さあ急げ!