タブの強化やブックマークといったものから、カスタマイズや開発者向けの機能まで幅広く揃うFirefoxのプラグイン。これらの中には便利なものだけでなく“楽しいもの”もいろいろとあるが、最近試した中で特に感動したのが、今回ご紹介する「PicLens」だ。
このプラグイン、画像共有サイトやイメージ検索サイトの画像データを一覧で表示する、ビューア機能を提供するというものだが、とにかくUIがカッコいい。ネット上でも「Apple TVみたいでクール!」と賞賛の声が上がっている。
“見た目”のハナシは言葉でいくら説明するよりも、実際の画面を見てもらったほうが手っ取り早い。さっそく画面をご覧いただこう。
まずは、PicLensをインストールしたブラウザで、画像共有/検索サイトを表示する。対応サイトは、FlickrやPicasa、Googleのイメージ検索など。これらのサイトでサムネイル画像の上にマウスカーソルを合わせると、小さな再生ボタンが表示されるようになる。ここでは、とりあえず「アスキー」で検索して適当な画像をクリックしてみた。
これがその結果。黒い画面いっぱいにずら~っと並ぶ画像はふわふわと浮いている。この状態で適当にドラッグ&ドロップすると、自在に画面上を移動することができる。マウスのホイール操作でズームイン/ズームアウト、どれか1つ画像をクリックすると拡大表示になる。
もちろん、これがカクカク動きだったりするとかえってガッカリしてしまうのだけど、PicLensの動作はとても軽快。スムーズに動く。とにかく操作感がヒジョーに気持ちいいのだ。
ほかにも、スライドショーで自動再生したり、静止画だけでなくYouTubeの動画も表示させることができる。せっかくなので今度はFlickrで「akiba」と検索してみた。結果は以下のとおり。(写真によっては)なかなか目の保養にもなりそうな感じだ。
ご存知のように、FlickrやPicasaには魅力的な写真が大量にアップされている。PicLensでは、それらをただ表示させて眺めているだけでも十分楽しめる。利用はもちろん無料、ここからダウンロードできる。