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事故に繋がりそうな運転を録画して解析

ヒヤリハットを防止 ヒヤッとしてハッとしてグー!

2008年06月06日 00時24分更新

文● 末岡大祐/アスキーネタ帳編集部

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 レンタカーで有名なオリックス自動車(株)が、ドライブレコーダーを活用した、新しい事故防止サービス「ALIVE-eye」を開発した。

ALIVE-eye

ドライバーの運転の傾向を把握・解析するシステム「ALIVE-eye」は社員教育などで活用されるだろう

 オリックス自動車では2001年より、ドライブレコーダーと連動して客観的な運転データに基づく安全運転診断サービス「ALIVE」を開始していた。このたび開発された「ALIVE-eye」は、「ALIVE」のシステムを拡大し、クルマにGPSや複数のセンサーを設置し、急ブレーキや急加速、停止線無視など、事故に繋がる運転、いわゆる「ヒヤリハット」の状況を把握し、センサーが感知した前後30秒の映像のみを録画するシステムである。ほかには、強引な車線変更や一時停止無視など、危険走行以外に運転マナーやモラルが問われる行動も感知するという。それらの走行情報から、運転手の傾向を診断し、安全運転に対する意識の向上を図ることが目的だ。

ALIVE-eye

社員の誰かが起こした事故で、その会社全体のイメージが急落してしまう。しかし、この「ALIVE-eye」で事故防止教育などができれば、社員の運転マナーも向上し、会社のイメージも良くなるし一石二鳥か!?

 ただし、このサービスは同社のクルマをリースしている法人向けなので、普通の人は体験できないかもしれない。とはいえ、営業車などを就業中に使う職業であれば、研修などの可能性もある。自分では安全運転をしているつもりでも、データには正直に表れてしまう。結果を真摯に受け止めて、運転スキルとマナーを磨くべし!


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