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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第56回

猫写真をレタッチしよう―色と明るさ編

2008年06月05日 11時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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黒くつぶれた部分を微調整して完成


 さらに「シャドウ・ハイライト」機能で、シャドウ部を明るくしてみる。そうすると真っ黒くつぶれていた猫の黒い部分に少し階調が出てくる。非常に便利な機能だが、使いすぎると不自然な絵になるので注意。

潰れてた黒い毛並みもくっきり

単純にコントラストや明るさを上下させるだけでは、暗部がつぶれてしまったり、全体に眠い印象になってしまう。そこで「シャドウ・ハイライト」機能で微調整する

完成!

修整後の写真。色味の調整と、明るさ・コントラスト、シャドウ部の補正を行なっている

修整前と修整後

修整前の写真と修整後の写真を並べてみた。全体に暗い絵が明るくハッキリとした印象になったことを確認してもらいたい

 とりあえず、これで完成。ほんのちょっといじっただけでこれだけ変わる。猫写真をブログに上げたりプリントする前にちょっとひと手間である。このくらいなら誰でもさっとできる。まずは超基礎編ということで。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は6月11日掲載予定


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