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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 ― 第25回

どこでもポッドキャスト「X02NK」

2008年05月29日 17時05分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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【今週の1枚】スライドして再生ボタンですぐにPodcastや音楽が聴ける、デュアルスライド端末ならではの快適さがある

 今回ご紹介する端末はソフトバンクモバイルの「X02NK」。ノキアブランドでは「N95」という型番が付けられたスマートフォンだ。

 この端末のポテンシャルは非常に高い。あらゆる面で自由さを感じ、そして自分にワクワクする楽しさを与えてくれる「相棒」だ。その自由さと楽しさを上手く実現しているのが、X02NKのPodcast機能である。



βラボ発の「ポッドキャストプレーヤー」


X02NK

 X02NKは、まず端末自体が面白い。縦長に持ち、上にスライドすればダイアルボタンが、下にスライドすればメディアプレイヤーのコントローラーが現われるという、トリッキーなデュアルスライドを採用している。

 本体を裏返せば、カールツァイスレンズ付きの5メガピクセルAFカメラだ。3Gハイスピードに加えて無線LANにも対応し、通信環境としても申し分ない。そのほか、GPSとモーションセンサーを搭載し、テレビ出力にも対応する。

 ソフトを見ても、Mac OS XやiPhoneのSafariと同じレンダリングエンジン「WebKit」に由来するウェブブラウザーを採用するといった具合に、注目要素が満載。洗練されたケータイ市場である日本においても一目置かれるべき端末なのである。

705NKとの比較
ソフトバンクにおける前モデルは、型番がスマートフォン扱いではない「705NK」(Nokia N73)。X02NKは少し角が張りディスプレイも大きくなったが、逆に軽く感じる
キーボード カメラ
X02NLはスライド式になったため、ダイアルキーは狭さが解消された。タッチはライトで軽快に打てるカメラへのこだわりはさらに深まった。カールツァイスレンズ、かつ5メガピクセルという仕様は文句ない

 この「全部入り」端末は、アプリを追加することで、その魅力を最大限に引き出せる。ノキアとそのデベロッパーは、新しいアイデアをソフトに落とし込み、自社サイトの「Nokia Beta Lab」(ラボ)にて公開している。

 ノキア・ジャパン(株)でデバイスマネージャーを務める大塚孝之氏は、ラボに上がったサービスをいち早く試して、生活に取り入れるということを実践している。

 「ノキアのオフィスで、ラボで手に入れたアプリを使っていると、『それ何?』と誰彼となくよって来ます。そしてアプリの面白さを伝えると、その後、みんなの間でブームになったりするんです」と、大塚さんは語る。やはり新しいアイデアは、どう使うとわれわれの生活に役立つかのか実演してくれる様子がなければ、理解されにくい側面があるのだろうか。

 X02NKが搭載している「ポッドキャストプレーヤー」も、そんなラボから生まれたアプリである。

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