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SSD搭載モデルは未定――HP Mini-Note PC発表会から

2008年05月21日 21時36分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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発表会から

発表会はファッションショー形式で行なわれた。モデルの女性が手にしているのは後述する「Skin@HP」を使って天板をカスタマイズするモデル

 日本HPの低価格ミニノート「HP 2133 Mini-Note PC」。その製品発表会が21日、表参道のスパイラルで行なわれた。

HP 2133 Mini-Note PC

HP 2133 Mini-Note PC



UMPCとは異なるコンセプト


 HP 2133 Mini-Note PCの概要に関してはすでに紹介済み(関連記事)。8.9インチワイド液晶パネルを搭載したコンパクトなボディーのマシンで、何より価格が安い(5万円台から)。それでいて質感にもかなりのこだわりを見せる話題作である。特にアルミ外装を使用したデザインは、これまでの低価格ノートと一線を画すものとなっている。

 日本HPでパーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部のプロダクトマネージャを務める菊池友仁氏は、この製品について「UMPCやMIDとはまったく違うコンセプトで作られている」と話す。

 そのうえで「サブではなく、メインの一台として使用できるモバイルモデルを目指す」と差別化を明言した。コンパクトでもフルスペックで安いをうたい文句に、国内の新しい需要を切り開いていきたいとした。

 なお、米国で販売されているSSD搭載モデルの発売予定については「出すタイミングでは出す。出さないタイミングでは出さない。オープンに考えている」と述べるにとどまった。日本語キーボードについてはデザイン上、採用を見送ったという。

 また製品とあわせ、専用シールによるオリジナル天板のカスタマイズサービス「Skin@HP」(仮称)も発表した。住友スリーエム(株)のサイト上で今秋に開始する予定という。


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