前回はデスクトップPCの内部電源を使って12Vのリレーを駆動し、パソコンの電源に連動してONになるコンセント(テーブルタップ)を作った。
が!「俺のマシンはノートPC! そんな電源連動コンセントなんか使えねぇー!」なみなさんも多いはず。
というわけで、今回はノートPCユーザー救済企画!「USB連動型電源コンセント」を作ってみたい!
家にありそうな廃品を極力使うと、制作費はこんな具合だ。
| 部品 | 価格 |
|---|---|
| 激安テーブルタップ | 300円 |
| 12V駆動リレー | 350円 |
| トランジスタ | 30円 |
| 10kΩ抵抗 | 20円 |
| ダイオード | 20円 |
| 基板 | 100円 |
| DCジャック(オス・メス) | 200円 |
| タッパ | 100円 |
総額なんと1120円! 同機能の市販品の5~6分の1の値段で作れるのだ!
USBコネクタと12VのACアダプタは廃品を利用する計算だが、買ったとしてもあわせて900円程度だ。全部部品を買ってきても、市販品の半額以下というリーズナブルさ!
こりゃもう、作るしかないでしょ!
USBをACアダプタ代わりに使う手もあるが……
USBからは5Vの電圧を取り出せる。これを使った扇風機やらコーヒーウォーマーなどのアクセサリが発売されているが、モーターにしてもヒーターにしても、えらく電力を消費する。
まさかUSBハブを使ってUSB扇風機を2台でダブルタイフーン!
なんてやってないよね? USBコネクタから供給できる最大電流はたったの500mAだ。モーターは、回わりはじめればさほど電流は流れないが、回り出す瞬間にかなりの電流が流れる。
ほとんどのUSB扇風機は、消費電流300mAとなっているがスイッチをONにした瞬間は、USBの最大供給電流にかなり近づいている計算だ。もし2台の扇風機を回したら、USBの供給する最高電流500mAをブッチしてるのである!
USBを5VのACアダプタ代わりに使うのもいいが、
扇風機2台をまわして十万円以上のACアダプタ(PC)をぶっ壊さないように!
注意していただきたい。
さてその辺を考慮して、前回使ったリレーを直接USBの5V端子に接続しても大丈夫かを考えたい。
オムロン製のG2R-1-E(5V駆動)の仕様を見てみると、定格電流は106mAだ。USBの最大供給電流をじゅうぶんに下回っている。ただパソコンの電源がONになっている間、ズーッと106mAを消費しているため、他のUSB装置が使えるのは400mAを切ってしまう。
もっと小さなリレーだとどうだろうか?
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| たとえば、こんな小さいリレー。対比のために1/8スケールのフィギュアを置いてみた |
えっ!サイズが分からないと!
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| んじゃ耳栓と対比。左が一般的なサイズのリレー、右が小型のもの |
なんと、こんなに小さいリレーなのに消費電流は89mA! でもスイッチングできるのは、125V 30Wまでと! これじゃぁ便所の暗い電球のON/OFFもおぼつかねぇ!
ということで、ノート用のPC電源連動型コンセントは“USBに5Vが供給された”という信号を検知して、実際には12VのリレーをACアダプタで駆動するものにしよう!
なぜ12Vなの?と不思議に思う人もいるかもしれない。それは単純に5Vの信号を拾って、5Vのリレーを駆動しても面白くないからだ(笑)。ってのは冗談で、会社や家にゴミとなっているACアダプタを再利用しようってワケだ。ゴミになってるACアダプタってのは、たいてい12Vか9Vか6V。どのご家庭でもPC用スピーカの12V ACアダプタが1個は落ちてるモンである!
(次ページへ続く)
















