壁掛け+ワイヤレスをつくってみる!
とはいえ、そんな解説だけでは実際にその環境をつくる方法もわからないし、そうなったら女の子だって落とせそうにない。(まだ言うか)
そこで日立製作所におじゃまして“な~んにもない”壁掛けを実際につくらせてもらうことにした。もちろんヨコシマな目論見はヒミツだ。これが役得ってものです、しめしめ。
さて、これがワイヤレス伝送部の受信部(左)と送信部(右)だ。受信部をテレビ側、送信部を「Woooステーション」側に取りつけていくことになる。
壁に穴を開け、壁掛け機材に受信部用をしっかりとドライバーで固定すると、テレビに接続するHDMI端子が上からのぞくような状態になる。
受信部の設置を終えたらテレビにHDMI端子をつなぎ、壁に掛ければ完成だ。
これでテレビの下はチューナーもなければレコーダーもなければ……なんにもない! ああ~、なんて解放感! それじゃさっそくWoooステーションに録画した番組を見てみることにしよう。
ちなみに無線は4.2~4.8GHz帯のUWBを使用しており、チューナーからテレビまでは最大9m離して置ける。
「賃貸だから壁掛けはちょっと……」というあなたには、壁寄せスタンドと呼ばれる道具も用意している。価格は2万円前後で、テレビを買ったときのポイントを使えば手に入ってしまうお手軽さだ。
聞けば、今や同シリーズの購入者のうち約15%が壁掛け、約19%が壁寄せと、ほぼ3割強のユーザーが壁に密着させたテレビの使い方をしているという。ようやくみんな薄っぺらの魅力に気付きはじめたというわけだ。
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