2008年05月20日更新
第8回 実践編
4.「主シナリオ」、5.「副シナリオ」
「主シナリオ」と「副シナリオ」は最も大事です。アクタとシステムとのやり取りを手順として書き出します。ユーザ情報としては「氏名、ふりがな、住所、電話番号」などがあることが考えられますが、主シナリオに記入してしまうと分かりづらくなるので、後述の「7.関連情報」として書くようにしてください。
●主シナリオ
(1)利用者はユーザ情報を入力する
(2)システムはユーザ情報について次の妥当性を検証する
・入力必須項目がすべて書き込みされていること
・全角文字と半角文字とが区別されていること
・制限文字数以内におさまっていること
(3)システムはユーザ情報を仮登録する
(4)管理者は仮登録されたユーザ情報を承認する
●副シナリオ
(1)システムはユーザ情報に不備があれば再入力を促す
(2)管理者はユーザ登録条件を満たさないと判断したら、その条件を画面に書き込む
(3)システムはユーザ登録ができなかったことを利用者に通知する
ここでは主語を「利用者」と「システム」に限定すること、主語を文頭にもってくることがポイントです。主シナリオの(3)を「ユーザ情報をシステムに仮登録する」にするなど文章のかたちが混在すると、読み手が理解しづらくなってしまいます。